軟水と硬水の違いは何?|味の比較や使い分け、それぞれの特徴を紹介

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みなさんが日常的に使っている水、人間の生活には欠かせないものですよね。そんな水にも2種類あるということをご存知ですか。それは硬水と軟水の2つです。

名前は聞いたことがあってもそれぞれの違いはわからないという人も多いのではないでしょうか。今回は硬水と軟水の違い、それぞれの特徴、そしておすすめの使い分け方法を紹介していきます。

硬水と軟水の違い①


出典:写真AC

水に味があるのかと思う人もいるかもしれませんが、飲み比べてみると味の違いがわかると思います。一般的には軟水のほうが飲みやすいとされています。その理由は日本では軟水が一般的に扱われているためです。

水道から流れる水は軟水ですし、販売されている国産のミネラルウォーターなども軟水が一般的になっています。そのために軟水に慣れている人が硬水を飲むと苦味を感じる場合があります。

しかし硬水は苦味だけでなく複雑な味をしており、その軟水にはない味が好みだという人もいます。超硬水と呼ばれる強い硬水になると味だけでなく、舌触りもぬめりを感じるような濃さになってきます。

硬水と軟水の違い②

成分


出典:写真AC

なぜここまで硬水と軟水で味に違いが出るのでしょうか。その理由は成分にあります。実は硬水にはカルシウムとマグネシウムが豊富に含まれているのです。日本では水1リットルに対してカルシウムとマグネシウムが100mg以上の水は硬水、それ以下のものは軟水と定められています。

飲んだときに感じる苦味、実はあれはこれらの成分の味だったのです。特にマグネシウムは苦味が強いとされています。そのため硬度が同じ水でもカルシウムよりもマグネシウム専有量が多い場合、より苦いと感じやすくなります。

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