暑くなる時期、ふと食べたくなるのがそうめんですよね。食欲がなくてもするっと胃に入るそうめんは、ひと手間加えて流しそうめんにするだけで一気に休日感が増して楽しくなります。
そんな流しそうめんが楽しめる関東近郊のお店を紹介します。
流しそうめんの魅力
出典:写真AC
冷たい水でそうめんを流す「流しそうめん」。たった一手間を加えるだけで不思議とそうめんのおいしさが増します。楽しく食べることができるので、見た目からもおいしそうです。
そんな流しそうめんが楽しめるお店を9店紹介していきます。ぜひ参考にして流しそうめんを楽しんでください。
関東近郊で流しそうめんを楽しめるお店①
鮒宿
古めかしい外装と内装から趣を感じる「鮒宿(ふなやど)」。流しそうめんは7月~9月に取り扱っており、完全予約制となっています。
特徴としては、土日祝日しか営業していないという点があります。それほどまでの高級店なのか……と恐れを抱く方がいるかもしれませんが安心してください。料金設定は大人:1,600円、子供900円と、そうめんと考えれば高いかもしれませんが、払えない値段ではありません。天ぷらと冷やしトマトがついてきます。また、ラムネを販売しており、流しそうめんとの相性も抜群です。
アクセスは京王線柴崎駅から徒歩5分ほど。駅を出てすぐに見えるメイングリーンゴルフ場の隣になります。流しそうめんといえば「鮒宿」といえるほどの知名度とおいしさを秘めたお店なのでぜひとも食べてみてください。
関東近郊で流しそうめんを楽しめるお店②
茶屋かど
一時は閉店した疑惑があった流しそうめんの元祖「茶屋かど」。リニューアルされて再びオープンしているので、安心してください。3月~10月と長い期間で流しそうめんを味わえるのが魅力です。
茶屋かどはさまざまなお客さんと一緒に流しそうめんを楽しむ形をとっているお店です。流しそうめん本来の楽しさを味わえるでしょう。また、時間無制限なので心行くまでに楽しむことができます。 料金設定は一般的な流しそうめんのお店と大差なく、1,280円。プラス100円でとろろ、600円で天ぷらのセットにできます。
アクセスは北鎌倉駅を左に出て真っ直ぐ進み、建長寺のやや手前が「茶屋かど」となります。徒歩だと10分ほど時間がかかるので注意してください。流しそうめんの元祖といわれるだけはあり、雰囲気や楽しさを存分に味わえるお店となっています。
関東近郊で流しそうめんを楽しめるお店③
花のおもてなし長生館
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「長生館」は長瀞の壮大な風景を最高に楽しめる立地となっています。流しそうめんに舌鼓を打ちつつ、優雅な時間を過ごすことができるのです。4月末~10月頭まで流しそうめんができるので、暑いのが嫌な方も時期をずらすことができます。
長生館の特徴は予約を一切受け付けていない点です。完全に受付順となっているので、思い立った日に食べに行くことができます。 料金設定は小学生以上:1,200円、未満:600円です。豊富な薬味とともに、流しそうめん本来の味を楽しめます。また、自然と一体感のある店構えなので、もっとも流しそうめんらしい空間をしているお店といえるでしょう。
長生館は、秩父鉄道・長瀞駅のすぐ近く。ラインくだりで有名な荒川沿いに位置しています。自然と共に流しそうめんを楽しみたい方はぜひ「長生館」へと訪れてみましょう。
関東近郊で流しそうめんを楽しめるお店④
流しそうめん・ほうとう 円右衛門
出典:円右衛門
年中流しそうめんを楽しみたいなら「円右衛門」がおすすめです。季節や天候の影響を受けますが、基本的にはいつでも流しそうめんが楽しめます。
特徴としては、テーブルで回るタイプと割った竹に流すオーソドックスなタイプの2種の流しそうめんができる点です。大勢でも、個人でも、グループでも、好きな人数でおこなえるのです。 料金設定はそうめん一人前:700円、替え玉:500円、めんつゆ100円、天ぷら500円となっています。こだわりのある天つゆを使っているので、天ぷらを注文するのもいいかもしれません。
アクセスが少々悪く、車の場合は甲府昭和ICより昇仙峡まで40分、電車・バスの場合は甲府駅より昇仙峡行きのバスで50分と近くに電車が通っていません。そのため、距離によっては気軽に食べに行くのも難しいので、山梨への旅行のついでに寄るのがいいでしょう。