【山形の日本酒おすすめ8選】雪解け水で育つ上質な米を使った絶品たち

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山形県といわれると、ぱっと頭に思い浮かぶ名産品に「さくらんぼ」があります。山形県は全国でも有数の米どころで、美味しいお米の生産地でもあります。米どころには、美味い日本酒がつきものと言えます。美味しいお米は、そのまま美味しい日本酒の基礎となるからです。

質の高いお米を作る条件として「栄養が肥えた土」、「奇麗な水」、「昼夜の寒暖差」などが条件としてありますが、ここ山形県は、土壌と水に恵まれているだけではなく、冬の冷え込みが厳しく、夏には大雨になることが多いなど、日本でも指折りのお米生産の好条件を備えている土地柄といえます。

そんな山形県の酒造りは古く、戦国時代末期ごろから江戸時代の初期にかけて尾浦の城下町で始まったのが最初だと言われています。現在では50社を超える酒造会社が山形県内にはあり、今もなお淡々と人々をうならせる日本酒を世に送り出しています。

そうしたことから、山形県は全国でも有数の酒蔵がある県で、全国的にも日本酒の有名な銘柄が数多く存在します。そんな山形県が誇る数ある日本酒の中から特に人気があるおすすめの日本酒を紹介します。

山形県のおすすめ日本酒①

十四代

日本酒ファンであれば知らない人はいない幻の酒といわれる名酒である「十四代」は、高木酒造が仕上げた山形県を代表する日本酒です。「十四代」は、日本酒に淡麗辛口の流行りがきていた最中に、あえて甘みのあるフルーティーな大吟醸を掲げてきました。

その旨さは格別で当時の日本酒好きに衝撃をあたえたといいます。 今では手に入りにくい日本酒が多く、50万円する「十四代 純米大吟醸 龍泉」、30万円の「十四代 純米大吟醸 白雲去来」などを代表になかなか購入するにも悩ましい価格となってしまいました。

比較的手に入れやすい「別撰 純米吟醸 播州山田錦」や「特吟 生貯蔵 純米吟醸」、さらには「本醸造 十四代 本丸 秘伝玉返し」などがありますので、山形の日本酒が初めての方はまずはそちらで楽しんでみてはいかがでしょうか。

問い合わせ:山形県酒造組合 高木酒造

山形県のおすすめ日本酒②

くどき上手

「くどき上手」は、亀の井酒造という酒造会社が製造している山形県の日本酒です。この亀の井酒造は、日本酒は吟醸か大吟醸しか作らないという徹底したこだわりをもっている酒造です。

さらに最大の特長と言えるのが、平均の精米歩合が47.8%という全国の酒造でも類を見ない数字を実現しているところです。

その味わいは、上品な風味と香りが楽しめるのと同時に、米の本来の旨味が存分に味わえる、この酒ならではの雰囲気を楽しむことができます。米の旨味や本来の米の味を楽しみたい方にはこちらの山形県の日本酒がおすすめです。

問い合わせ:山形県酒造組合 亀の井酒造

山形県のおすすめ日本酒③

上喜元

酒田酒造が手がける「上喜元」は、誰が飲んでも上機嫌になれるお酒という願いが込めて製造された山形県を代表する日本酒の一つです。原料の米に五百万石を使用することで、キレのある飲みごたえでありながら、旨味と滑らかさを残しています。

そのうえ甘めの香りを感じることができるのです。和食との相性はバツグンです。伝統の製法を受け継ぎ今でもこだわりがある酒を造り続けている酒田酒店の上喜元を飲めば、楽しい食事になることは間違いありません。是非、山形県の美味しい食事と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

問い合わせ:山形県酒造組合 酒田酒造

山形県のおすすめ日本酒④

冨士


出典:冨士酒造

「冨士」は、山形県でも老舗酒造となる、創業が1778年の冨士酒造が送り出す日本酒です。その味わいは、すっきりとしてキレのある辛口の飲みごたえでありながらも、ふくよかな味わいが心地よい純米大吟醸です。

ラベルにもこだわりがあり、冨士の絵が描かれているラベルは、年配の方から若者まで人気を集めています。冷酒で飲んでもその味わいは楽しめますが、熱燗でも飲むなど、いろいろな飲み方で味わうことをおすすめします。

問い合わせ:山形県酒造組合 冨士酒造

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