【2019年度版】奈良の日本酒おすすめ8選|甘口から辛口まで

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奈良県のおすすめ日本酒その5【篠峯】

料理との相性抜群


出典:写真AC

千代酒造株式会社の「篠峯」は、お酒を単独で飲むという場合よりも、料理との相性を含めて味わいを調整している日本酒です。そのため、日本酒としての米の旨みやキレが感じられるものの、口当たり爽やかで料理の味を邪魔しない仕上がりになっています。

日本酒造りの環境に恵まれた奈良盆地に酒蔵があり、酒米は自家栽培の山田錦の他に、契約農家から取り寄せている雄町、愛山などのこだわりのものを用いています。

篠峯のバリエーションは豊富で、手に入れてから熟成を楽しむもの、四季を通じて味わいが変化する生酒、料理によってさらに美味しく飲めるものなど様々な楽しみ方ができます。

種類 純米大吟醸
アルコール分 16.5%
原料米 山田錦
精米歩合 50%
日本酒度 +5.5

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奈良県のおすすめ日本酒その6【みむろ杉】

大神神社の歴史と風土を受け継ぐ


Photo by Jun OHWADA

今西酒造の「みむろ杉」は、穏やかな香りフレッシュな米の旨みが感じられる、飲みやすい純米吟醸です。奈良には大神神社という酒の神が鎮まる神社がありますが、この歴史や風土を大切に引継ぎ、王道の味わいを目指して作られたのがみむろ杉です。

原料の酒米は地元の農家と協力して作り、三輪山の伏流水を用いて醸造しています。奈良の地で350年の歴史を持つ蔵元が作る日本酒でありながら、穏やかで飲みやすい中にも綺麗でふくよかな飲み心地の良さが人気です。くせのある日本酒が苦手な人でも、飲みやすい日本酒の一つです。

種類 純米吟醸
アルコール分 16%
原料米 雄町
精米歩合 60%
日本酒度 ±0

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奈良県のおすすめ日本酒その7【梅乃宿】

世界中で愛されている一本


photo by bryan…

梅乃宿酒造の「梅乃宿」は、奈良県の葛城山の麓で120年余り前に創業した蔵元の定番の日本酒です。少量でも高品質な日本酒を生産することを目指し、伝統を重んじている梅乃宿は、高精白の原料手作りにこだわって造られており、シンプルでストレートなおいしさを感じられます。

冷酒で飲むと米本来の味が強く感じられますが、熱燗にするとフルーティーな香りが広がり、芳醇な味わいも楽しめるようになります。

日本酒に最適といわれる山田錦や幻の酒米といわれる備前雄町など、原料にこだわり、葛城山の伏流水を用いて作られています。国内の幅広い世代だけでなく、海外にもファンの多い銘柄です。果物を漬け込んだフルーツ酒も人気です。

種類  純米大吟醸
アルコール分 16%
原料米 山田錦
精米歩合 35%
日本酒度 +4

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奈良県のおすすめ日本酒その8【睡龍】

熱燗好きにおすすめの一本


Photo by Kouki Kuriyama

元禄15年創業の、奈良でも老舗の蔵元である久保本家酒造で作られている「睡龍」は、純米酒に力を注ぎたいという蔵元の方針転換を受けて、平成15年から製造が始まった比較的若い日本酒です。

旨みがあってもキレのある純米酒を作るため、蔵自体を改造して江戸時代から続いている生もと仕込みによる酒造を行いました。これは、天然の乳酸菌を活性させて酒母を育てる方法で、通常の製造方法に比べて倍以上の時間がかかり、管理も困難です。

しかし、手間がかかっている分、柑橘系のようなフルーティーさと酸味があり、すっきりとした複雑な仕上がりです。そのままでも十分美味しいですが、熱燗にするとさらに旨みが増すといわれています。

種類  純米
アルコール分 16%
原料米 山田錦・秋津穂
精米歩合 65%
日本酒度 +9.5

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日本酒発祥の地、奈良の日本酒を飲もう


出典:写真AC

奈良県の日本酒の魅力は、日本酒発祥の地といわれるだけあり、豊富なノウハウと地の利を活かしたバリエーション豊かなラインナップです。

単に種類が豊富なだけでなく、それぞれに蔵元がこだわりを持って開発しており、伝統的な技法を大切に引き継いでいるものもあれば、伝統的な製法を踏まえて、最新の設備や新たな醸造法などを取り入れ、新しい美味しさが感じられるものもあります。

新しい試みというのは根底に豊富な知識や経験が必要ですが、奈良では何代も引き継がれている蔵元がたくさんありますので、試験的に作られたと感じる日本酒はほとんどありません。

むしろ、日本酒の良さを実感しながら、新たな発見があり、さらに日本酒の魅力を感じさせる銘柄が多数揃っています。奈良で興味のある銘柄が見つかったら、まずは試してみてはいかがでしょうか。

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