群馬の特産品・美味しいもの3選

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都心から新幹線でおよそ50分、群馬県の特産品や美味しいものをご存知でしょうか?

ネギとこんにゃく、パスタに釜めし、水沢うどんや焼きまんじゅう、近年ではハラダのラスクも・・・と数多くありますがその中から地元民が厳選した3品をご紹介します!

田沼屋の「元祖ひもかわうどん」

群馬県は全国4位の小麦生産地ということもあり、うどんやパスタが有名ですが近年一大ブームを巻き起こしているのが“ひもかわうどん”。ひもかわうどんとは桐生市の郷土料理で麺の幅が1.5cmから15cm以上のものまであり、見た目のインパクトも強くメディアでもたびたび取り上げられています。

古くからあるひもかわうどんですが新たにオリジナルメニューを考案しているお店もありその美味しさも話題になっています。「それはぜひ食べてみたい!」と思った方、今回はそのオリジナルメニューも絶品と評判のお店、『元祖ひもかわ田沼屋』さんをご紹介します。

過去にテレビ局の取材を受けたこともある田沼屋さん、ご主人は商社出身という異色の経歴の持ち主。うどんメニュー・そばメニュー共に充実している同店ですが、中でも目を引くのが「白帯」・「黒帯」と名付けられたひもかわうどん。


ひもかわをスパイスのきいたキーマカレーで食べるもので一食の価値あり。見た目にもとても美しく日本人好みのもちもちとした食感の幅広麺と風味あるキーマカレーの組み合わせは、やみ付きになる人もいるほど。「何を食べてもハズレなし!」と評判の同店です。

また、ホームページも充実しており贈答品の注文も可能。織物の街にちなんで反物状になっている『一反御麺』は遊び心も満載で、相手の笑顔を思い浮かべ思わず贈ってみたくなる品。桐生に行くならぜひ食して頂きたい一品です。

殿様がお取り寄せ?とろとろ食感が絶品の「下仁田ねぎ」

“ねぎとこんにゃく下仁田名産”。群馬県の郷土かるた『ね』の読み札に詠われるのは別名「殿様ねぎ」と呼ばれる下仁田ねぎ。江戸時代に殿様から注文があったという事実によりそう呼ばれるようになったのだそう。

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江戸時代の殿様が好んで食べたほどのこの下仁田ねぎ。まだ食べたことのない方のために美味しい食べ方もあわせてご紹介します!

この下仁田ねぎは群馬県甘楽郡下仁田町の特産品で、一般的な長ネギと比較すると太くて短く、加熱すると甘くなるのが特徴。年末のお歳暮時期になると日本全国へ贈答品として発送されますが、このねぎはそのまま食べると辛みが強いため生食には向かず、加熱調理によりその美味しさが最大限に引き出されます。

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鍋物、すき焼きが定番ですが野菜炒めにしても◎。また、調理のポイントとしては薄く切らない方がより食感を楽しむことができるので少し大きめに切ることをおススメします。


下仁田ネギは加熱によりとても柔らかくなり、特に上部の緑色の部分の内側はゼリー状にドロっとしたような状態になります。

≪下仁田ねぎ丸焼きレシピ≫

材料 下仁田ねぎ、塩、しょうゆ

≪作り方≫

下仁田ねぎは泥つきなら泥を落とし、表面はむきすぎないように焼き網で中火で焼きます。

様子を見ながらねぎがやわらかくなってきたと思ったら、お箸で持ってみて中央部が固くないことを確認、中まで火が通っていればOKです。

そのまま大皿に盛り付け、食べるときに表面のこげた薄皮をむいて塩かしょうゆ、お好みでどうぞ。

下仁田町の気候風土でしか作ることができないこのねぎが出回るのは11月~2月の寒い時季のみ。江戸時代の殿様が好んだ特別なねぎを、この冬味わってみてはいかがでしょうか。

創業130年永井酒造の『谷川岳』

群馬県川場村の永井酒造さんは明治19年創業、現在は4代目で歴史ある立派な酒蔵でありながら各国の料理に合うような新商品も開発し世界に進出中の群馬県が誇る企業の一つ。

2017年夏にフランスで開催された初の日本酒コンクールで入賞した『水芭蕉』のシリーズは国内では既に人気のあったお酒ですが、海外の方にも認められたその味は万人が「美味しい!」と感じることのできる銘酒。上品な味わいで飲みやすく本当においしいお酒です。が、あえて今回はその水芭蕉ではなく同じ永井酒造さんの『超辛純米 谷川岳』をご紹介したいと思います。

『超辛純米 谷川岳』・・・。その名の通り辛口のお酒ですがさらに“超辛”となれば日本酒ベテラン向けのキリリときつめな通好みのお酒では・・?と思ってしまいがちですよね。しかし、こちらのお酒はフルーティーでやさしい酸味があり、すっきりさっぱりとした飲み口なのです。名前から想像するようなキツさはなく、端麗辛口といったところでしょうか。お刺身でも、おでんでも合いそうな味なので酒肴も選ばず冷やしてOK、ぬる燗ならさらに飲みやすい感じです。

日本酒初心者の方にはロックもおススメですよ。谷川岳シリーズにはこの超辛純米の他にも純米大吟醸、源水吟醸、とび辛などもあるので飲み比べてみるのも良いですね。

以上、『群馬の特産品・美味しいもの3選』、いかがでしたでしょうか。

例えば、寒い冬の夜。丸ごと焼いた下仁田ねぎを口に入れ、とろける甘みを楽しんだら、

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爽やかな超辛純米谷川岳を味わい、最後はこだわりのひもかわうどんで舌鼓。心も体も温まるこんなフルコースはいかが?

地元民ならではの厳選3品とその楽しみ方をご紹介しました。群馬に行けるならばぜひ現地で!行けない方でもぜひお取り寄せ頂き、ご自宅でご賞味いただけるものばかりですのでご家族や親しい方とお楽しみ下さいね。

 

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