備前焼の体験ができる場所
宗兵衛窯 陶房土土
出典:宗兵衛窯 陶房土土
愛媛県越智郡上島町の沖合、瀬戸内海に浮かぶ離島の弓削(ゆげ)島で陶芸作品に取り組んでいるのが、2017年5月1日にオープンした宗兵衛窯 陶房土土(どど)です。美しい瀬戸内海に囲まれた抜群のロケーションで創作活動に取り組むのが、陶芸作家の古川宗之輔(ふるかわそうのすけ)氏です。
地元愛媛を離れ、長らく備前で備前焼の技術を学んだのちに弓削島で創作活動を開始しました。創作活動の傍ら作品の展示と販売が出きる陶芸ギャラリーとして、オープンした宗兵衛窯 陶房土土は手びねりで陶芸作品の成型を体験することができる「土ひねり体験ギャラリー」としての側面も持っています。
美しい瀬戸内海と豊かな弓削島の大自然に囲まれた素晴らしい環境で陶芸体験ができる宗兵衛窯 陶房土土は、家族連れで訪れても楽しめる陶芸体験ギャラリーだと言えるでしょう。
宗兵衛窯 陶房土土
住所:愛媛県越智郡上島町弓削明神326-1
電話:090-4494-3346
陶芸体験受付時間:10:00~16:00
定休日:木曜日
アクセス:今治(いまばり)港から芸予汽船(快速船)で弓削島へ、弓削島港から徒歩約10分
公式サイト:http://soubeegama.net/
砥部焼の魅力
国の指定する伝統工芸品として手作業で高い品質の製品を生産し続ける砥部焼は、ポッテリとした厚みの磁肌に藍色で描かれた景色が魅力的な陶磁器です。
喧嘩器というユーモラスな異名をもつほど丈夫な作りは、陶磁器作品を観賞用ではなく、生活に取り入れるために十分な強度だと言えるでしょう。
伝統工芸士の手から生み出される優れた品質の製品は、生活の中に潤いをもたらす効果があります。砥部焼は気軽に生活に取り入れることができる、庶民派の芸術作品だと言っても過言ではないでしょう。
多くの窯元で陶磁器作りを体験することができるのも、砥部焼きの里、砥部町の魅力ではないでしょうか。