日本で墓石に使われている石の種類は、主に御影石(花崗岩)ですが、そのほかにも閃緑岩、斑レイ岩、安山岩などがあります。中でも御影石は、吸水率が低く墓石に向いている上、産出される場所によって色や模様の種類などが変わってくるため、多くの人に利用されています。 近年では、墓石の種類が増えてきただけでなく、国外産のものが多く出回るようになっています。墓石の種類で迷ったら、御影石の中で色や模様、予算などに合わせて選ぶのもよいでしょう。 御影石は吸水率の低さに加え、圧縮強度が高く長持ちしやすいという特徴を持っています。重さや頑丈さに関しても、墓石にふさわしい石材です。 墓石の相場ってどのくらい? 出典:写真AC 墓石の相場は非常に幅が広いです。墓石の種類は、細かく分けると150種類を超えるといわれていますが、一般的には外国産のものを選ぶと低価格になり、国産の種類にすると高額になりやすいです。 また、お墓の大きさや外柵、蘇東坡、物置などのお墓以外の部分でどれくらいの石材が必要になるのかも影響してきます。 一般的な墓石の相場は、外国産の石材ならば3~10万円程度、国産の石材は8~25万円程度です。ただし、これに名前を掘ったり、削ったり、設置したりと墓石以外の費用が発生します。一般的に100万円~200万円で墓石を建てることができます。 既製品の墓石を販売しているところもありますが、設置場所に合わせてサイズを調整することもあるため、購入するときには注意しましょう。 また、初期費用にばかり気をとられて格安の種類の墓石を購入すると、短期間で腐食したり色褪せたりする可能性もあります。費用対効果の高いものを探しましょう。 国産の墓石材の費用目安は以下の通りです。 【国産石材】 ・庵治細目石 32万円~ ・ 庵治中目石 13万6000円~ ・大島 14万6000円~ ・天山石 10万1700円~ ・天竜石 12万9000円~ ・椿石 7万 900円~ ・牛岩青石 20万2500円~ ・真壁小目 6万 900円~ ・唐原石 7万 3000円~ ・紀山石 7万 6000円~ ・伊達冠石 26万円~ 墓石はどんなものを選ぶと良い? 出典:写真AC 墓石を選ぶときに、吸水率の低いものを選ぶというのは基本ですが、なぜ吸水率が重要なのかということについては意外と知られていません。お墓というのは外に設置することが多く、雨の日や墓参りの掃除の時など、水を浴びることが多いです。 …
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北海道といえば誰もが知る豊かな食材の宝庫でです。百貨店の物産展でも見られるような海鮮弁当に乳製品、チョコレートなどのスイーツが有名です。アクセスの良い札幌や新千歳空港にも店舗があって、かつ色々な種類のお菓子を買うことができる人気店が、もりもとです。 今回は北海道民が愛してやまないもりもとについてご紹介します。 「もりもと」が札幌で定番のお菓子になるまでの歴史 Noti(のち)さん(@xxnotixx)がシェアした投稿 – 11月 12, 2017 at 6:25午前 PST もりもとは札幌市と隣接している千歳市が発祥のお店です。今のお店は明るく近代的な雰囲気がありますがその歴史は古く、戦後樺太から引き上げた後に、あんパンなどの販売を始めたところから始まっています。それ以降の時代になると千歳市の学校給食でパンの提供が始まり、本格的にパンを製造することになりました。 徐々に店舗が増えて今では千歳市のほか、札幌市、旭川市や函館市にも複数の店舗があります。独立した路面店などの店舗のほか、北海道のショッピングセンター内でもお店を見つけることができるもりもとは、地元の人にとても愛されているお菓子屋さんです。 焼き菓子や冷蔵スイーツやケーキの他に、もりもとが大きくなるきっかけとなった、給食にも出されていたことがあるパンも販売されています。取り扱いのある店舗は限られていますが、ぜひアクセスの良い札幌駅近くある札幌エスタ店で試してみてください。はかり売りで買うことのできるパンは、現地ならではの一品です。北海道庁や札幌時計台などの観光地も集まるエリアになります。 「もりもと」の知名度を一気に上げた雪鶴とハスカップジュエリー みっぽゆっぽさん(@mippoyuppo)がシェアした投稿 – 10月 22, 2017 at 2:19午前 PDT 今では全国各地のスーパーでも見かけることが多くなった雪鶴は、ふわふわで軽くお砂糖のかかった柔らかいブッセ生地に、さっぱりとしながらも濃厚なバタークリームや甘酸っぱいハスカップクリームをたっぷり挟んだお菓子です。 1974年に発売されたということなので、すでに40年以上も愛されているお菓子です。冷蔵しなくても大丈夫なので札幌土産として最適です。 Shinichi Kasugaさん(@shinichi_kasuga)がシェアした投稿 – 10月 22, …
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出店:写真AC 5つ目に紹介したい和楽器は、和太鼓です。和太鼓の歴史は古く、縄文時代には既に登場していてまた『古事記』の有名な天岩戸(あまのいわと)の場面でも登場しています。 ちなみに縄文時代では連絡手段として使われ、中世では田楽など伝統芸能の演奏に使われました。戦国時代になると戦を鼓舞するために使われ、江戸時代にはお祭りなどに使われるなど時代に応じて和太鼓の用途も変化していきました。 そんな和太鼓には宮太鼓・桶胴太鼓・附締太鼓などの種類があり、雅楽や歌舞伎の演奏に使われています。 和楽器の種類その6「鳴子」 出店:写真AC 6つ目に紹介したい和楽器は、鳴子です。鳴子はよさこい祭りで使われているためご存知の方も多いのではないでしょうか? 鳴子はかつて引板と呼ばれていて、引板は奈良時代以前の歌が多く収められている『万葉集』に見ることができるため、鳴子は奈良時代以前には既に登場していたと推測されています。 そもそも鳴子は楽器ではなく穀物の盗み食いをする鳥を近寄らせない道具として使われていました。 それから鳴子が道具としてではなく、打楽器として使われるようになったのは戦後になってからでした。したがって鳴子は他の和楽器と比べると楽器としての歴史は浅いです。 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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photo by Jennifer 八戸三社大祭は、東北三大祭りには入らないものの、国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている大規模な祭りです。 例年7月末から8月初旬にかけて5日程度開催されており、100万人を超える観客動員数を記録しています。300年弱の歴史を誇る大規模な祭りで、被によってきらびやかにライトアップされた山車や神輿が八戸市中心街を練り歩きます。 こちらの祭りでは神話や、歌舞伎などを題材とした豪華な山車が特徴的で、装飾だけでなく、ただでさえ巨大な山車がさらに大きさを変化させるような仕掛けも施されており、見ごたえがあります。 アクセスはJR八戸線本八戸駅から徒歩10分程度、有料観覧席もあり、2,200円です。 2018年の日程はこちら! 2018年7月31日【前夜祭】:18:00~21:00 2018年8月1日 【お通り】:15:00~ 2018年8月2日 【中日】 :18:00~ 2018年8月3日 【お還り】:15:00~ 2018年8月4日 【後夜祭】:18:00~20:00
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“M’s Salon” 岩下美帆さん(@miho_iwashita)がシェアした投稿 – 10月 17, 2017 at 8:13午後 PDT 「亀十」は東京三大どら焼きといわれている老舗のひとつであり、都営地下鉄浅草駅から歩いて3分ほどの場所にあります。贈答用としても人気があり、贈り物に十分な風格のあるどら焼きとなっています。お世話になっている方に亀十のどら焼きを差し入れすると「おっ」と思ってもらえるかもしれません。 どら焼きは1つ360円とやや高く感じるかもしれませんが、一口食べてみればパンケーキのようなふんわりとした焼き具合の皮とくどくない上品な甘さに、納得のお値段です。箱で買ってお土産にするのもよいでしょう。 浅草食べ歩きグルメ⑤ メンチカツ:浅草メンチ 食べ歩きといえばちょっとした揚げ物ですね。浅草の揚げ物で有名なのが「浅草メンチ」です。浅草伝法院通り商店街にあるお店で、肉汁が溢れ出るメンチカツは一つ200円です。 神奈川県の高座豚という希少な豚を使っており、非常に洗練されたジューシーさが楽しめます。サクサクの衣にしっかりしたお肉の味わいは、甘いものばかりの口にちょうどよいブレイクになります。まさに食べ歩きにもってこいのグルメです。 浅草食べ歩きグルメ⑥ もなか:ちょうちんもなか 浅草といえば甘味ですが、「浅草ちょうちんもなか」もその代表格であるといえるでしょう。全国で唯一と自称しているもなかの専門店であり、懐かしいもなかの優しい味は大人から子どもまで幅広く堪能することができます。 店舗は仲見世商店街にあり、駅からお土産ものを見ながら程よく歩いたところで甘いもなかを頂くなんて最高ですね。スタンダードな餡入り、中にアイスクリームが入っている独創的なものまで、たくさんのタイプのもなかを楽しめるようになっています。 浅草食べ歩きグルメ⑦ 手焼きせんべい:入山せんべい 出典:ぱくたそ 浅草の食べ歩きといえばせんべいも欠かせません。浅草せんべいの代表格が「入山せんべい」です。1枚120円のせんべいはたった1種類、生醤油で味付けしたもののみになります。創業から変ることのない製法によって当時の味をそのまま味わうことができます。 調味料を他に一切加えることなく生醤油のみで仕上げたせんべいながら、極めて香ばしい香りとどこか懐かしい手触りが特徴になります。1枚1枚丁寧に手焼きをしている姿を見ることができるので、目で見ても楽しむことができるお店になっています。 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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スマート農業が導入されている地域は、日本全国各地に広がっています。 農業大国である栃木県では「スマート土地利用型農業研修会」が開催されており、研究結果の報告と現代技術を取り入れた実演を行いました。現代ならではの無人トラクターの披露や、収穫された農作物のおひろめなどもあり、現地で実際にスマート農業に乗り出しているスタッフ同士の意見交換も行われています。 また自然災害で被害を受けた地域では、スマート農業を積極的に導入していくことで、農業のスムーズな復興と再生も促されています。福島県では、現代のロボット技術をはじめとしたスマート農業の導入を推奨し、少ないエネルギーや土地を活用して、地域の農業を活性化していく運動が進んでいます。 また、海外でもスマート農業への参画が目覚ましいものとなっています。 農業が盛んなスウェーデンでは、オンラインのマーケットが積極的に開発されています。生産者がプラットフォームに登録することで、運搬と販売のコストを大幅に削減し、消費者のもとにダイレクトに農作物を届けることが出来るのです。 スマート農業のメリット 出典:写真AC スマート農業のメリットとは、現代技術を応用することでエネルギーを節約し、規模の大きな農業を実現しやすいことにあります。同時に複数の作業を並行して行えるようになるため、効率の良い農業が進むのです。 またコンピューター技術を活用することで、より精密な管理も実現します。きめ細やかな栽培は、味や形など、消費者に喜ばれやすい農作物を作ることに繋がるでしょう。 更に、人材の育成コストも節約することが出来ます。危険な作業や厳しい体力仕事からも、解放されやすくなります。経験が浅い人でも、農業に積極的に参加しやすい体系が出来ることで、未来の従事者を増やしやすくなるでしょう。スマート農業は出荷や販売においても、高い効果を発揮します。消費者からの信頼度を上げることも可能です。 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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photo by Satoru Fujiwara 道の駅かつらから少し足をのばすと、世界的なレースが開催されるサーキットとして有名な「ツインリンクもてぎ」があります。 施設内はサーキットだけではなく、3歳からひとりで運転できる乗り物が集まったモビパーク、クルマやバイクが約300台集められたホンダコレクションホールなど、様々なアトラクションが充実したモビリティテーマパークです。 この他にもたくさんの生き物と触れ合ったり、自然体験ができるハローウッズの森、星空を楽しむことができるキャンプヴィレッジやホテル、また入浴施設やレストランなど、家族連れで楽しむには最適のレジャースポットとなっています。 道の駅かつらに行こう! 出典:写真AC いかがでしたでしょうか?このように、周辺に観光スポットも充実した道の駅かつらは、山紫水明の御前山と、清流那珂川を望む自然豊かな環境と、新鮮な農産物にも恵まれた地域に立地している道の駅です。 また、単なる道の駅としてではなく、郷土料理の提供をはじめとした地域活性化の拠点としての役割も担い、豊富な各種イベントも開催されています。 近年、道の駅は各地に近代的な施設が林立していますが、道の駅かつらは特産品直売センターとして開設されたかつての趣を残しながら、関東で最初の道の駅として、刻んだ歴史と郷愁を感じられる施設となっています。 近くを訪れた際は、ぜひ一度、純朴さと温もりを感じられる、道の駅かつらに立ち寄ってみてはいかがでしょうか? 道の駅かつらホームページ https://www.m-katsura.com/ 道の駅や茨城に関する本はこちらがおすすめです。 道の駅や茨城県に関するおすすめの記事はこちら。 道の駅さかいを紹介|観光スポットやここでしか食べれない名物まで カガミクリスタルとは|工場見学や種類(切子/グラヴィール)など 道の駅越前を紹介|越前ガニを使った定食や越前ガニのイベントも この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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カムイとアイヌの人々の関係性はというと、一言でいうと自分たちに恩恵を与えるものや自然を操り自分たちの生活を守り・壊し・作り直させる力があるもの、自分たちの生命を司るもの、自分たちが生きて居られる環境や要因全てのものという事になります。 ですから、カムイに感謝し、例えば川で採った鮭も沢山摂り過ぎたならば他の動物へ恩恵を分け与えるため川岸にそっと置いてあげ、山で採る山菜も多くは取らずに同じく生命を維持しなければならない動物のために残してあげ、来年もまた生えてきてくれるように根からは収穫しません。 自然と密接な関係を持つアイヌ神話 出典:写真AC アイヌ神話は全てが自然との関係性を持ち合わせています。一般のアイヌの人に伝わるアイヌ神話にしても、物語にしても何らかの自然の働きが伝えられます。例えばこのような話があります。 よく摩周湖で語られるカムイッシュ(神様の老婆)という湖の小島の話しもコタン同士の戦いの中、村長の子を抱いて逃れた老婆が大事な孫を見失い悲しみに暮れながら屈斜路湖のカムイに休ませてくれと頼んだが答えが返ってきませんでした。 次に摩周湖のカムイに問うと心行くまで休むが良いという答えが返り、そのまま1つの小島になったという事ですが、ここにも湖の神の力が描かれています。 このようにアイヌの人々の中で語り継がれてきたアイヌ神話や物語は今一度自然の力の偉大さと人として忘れがちな心をを現代の人々に教えてくれる手掛かりになるのかもしれません。 アイヌの神話について、こちらの本に更に詳しく記されています。 【アットゥシを知ってます?】アイヌのセンスある民族衣装「アットゥシ」 【地名や日本語の語源にもなった】消滅の危機に瀕するアイヌの言葉「アイヌ語」 【願いを叶えるアイヌの守り神】ニポポの歴史や魅力を紹介 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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御朱印は宗教儀礼として神社や寺院で押印されるものですから、御朱印を集めるために市販されているノートなどを利用するのはマナー違反です。 信仰に対して失礼な行為だと見られますし、押印を断られる場合もあります。御朱印長や納経帳、集印帳という専用の物がネット通販などでも扱われていますので、そちらを使用した方が無難です。 御朱印帳は朱や墨の吸収が良い和紙を使用して作られています。折りたたみ式の蛇腹と製本されている和綴じというものが一般的です。ネット通販の場合販売価格は約1,500~2,000円前後のものが主流となっています。 神社や寺院などが独自に用意している御朱印帳が最適ですが、こちらもネット通販同様約1,500~2,000円前後で購入出来ます。神社や寺院ごとに祀り神や御本尊、本殿や本堂をモチーフに描かれた独自のデザインの御朱印帳は、見ているだけでも楽しいものです。 御朱印集めと共に、御酒印帳を集めるのも素敵ですね。 御朱印の頂き方 出典:写真AC 神社でも、寺院でも御朱印を頂く際には必ず参拝を行います。目的が御朱印集めであっても、参拝をしないのはマナー違反ですので注意して下さい。 神社の場合は、参拝後に神職さんや巫女さんに「御朱印を頂きたいこと」を伝えると対応してくれます。参拝物の多い大きな神社では、御朱印授与所が用意されている場合もあり、取り間違い防止のために番号札を使用する場合もありますので、指示に従いましょう。 小さな神社の場合は社務所などで頂けることが多いですが、神社の方を呼び出すことが多いので、食事時や夜間などの参拝を避け、マナーを守って失礼の無いようにしましょう。 また御朱印の押印は全ての神社で行っているものではないので、御朱印の押印を行っていない神社の場合は参拝のみに留めましょう。寺院の場合もまず参拝を行いますが、寺院では拍手(かしわで)を打たないように気をつけましょう。 参拝後に御朱印所を訪ねて「御朱印を頂きたいこと」を伝えると対応してくれます。大きな寺院の場合は御朱印所が複数存在する場合もありますので、頂きたい御朱印が決まっている場合は事前に伝えましょう。 神社も寺院も御朱印料を納めますが、神社の場合は初穂(はつほ)料と呼びます。金額が提示されている場合はそれに習い、提示が無い場合は「いくらほどお納めすれば良いでしょうか?」と尋ねるのが良いでしょう。 一般的には300~500円程度を設定している場合が多いようです。 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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北海道の札幌は、全国的にも有名な時計台や北海道庁、冬にはさっぽろ雪まつりが見所ですが、豊富な食材も魅力のひとつです。ラーメンやジンギスカン、寿司、カニやウニなどの海産物、牛乳をたっぷりと使用したスイーツなど、日々新しい店舗や料理などが生み出されています。 数ある名物の中でも、観光でも訪れることの多い札幌の中心地にたたずむのが札幌千秋庵です。地元の方のためのお菓子屋さんとして、北海道に遊びに行った時のお土産として千秋庵は長年愛されてきました。今回は、歴史が深く北海道の変遷を見つめ続けてきた老舗菓子店、千秋庵の魅力について紹介します。 六花亭とも意外なつながりのある千秋庵の歴史 千秋庵の創業は大正10年(西暦1921年)、明治維新後に西洋文化が一気に押し寄せていた頃で、約2年後に関東大震災が発生し、動乱の世に向かう少し前の華やかな時代でした。今回紹介する札幌千秋庵の源流は、1860年に函館に創業した、現在も営業している千秋庵総本家とされています。 千秋庵という名前の由来は当時東北からの入植者が多かったことから、秋田県にちなんで命名されたと言われています。その後、小樽千秋庵(後に廃業)で修行した職人から札幌千秋庵が生まれ、今日に至ります。 千秋庵は、これまでになかったバターやミルクを使用したお菓子を数多く製造し、1918年には日本で初めて国内製造のチョコレートを作りました。 また、マルセイバターサンドがヒットして知名度が高まり現在では北海道を代表する菓子店の六花亭は、1933年に創業した帯広千秋庵から始まっており、札幌千秋庵からの暖簾分けによって誕生しました。このように、千秋庵は北海道のお菓子業界の中でもパイオニア的存在として、各方面へ大きな影響を及ぼしました。 北海道札幌の繁華街、狸小路に近い千秋庵本店 千秋庵は1921年創業時に、現在の千秋庵本店のある場所に店舗を構えました。場所は札幌大通りの中心部、すすきのや狸小路からもほど近く、非常に賑やかな立地にあります。少しずつ改築を繰り返して大きくなり、現在では菓子販売スペースの他に、カフェも併設となりました。 歴史ある佇まいで、入り口にある千秋庵という文字には深みがあります。さらに、2017年11月より改装が始まり現在は仮店舗にて営業しています。1965年から提供しているのが地下90mから汲み上げているお水で、店舗内で誰でも自由に飲めるようになっており、千秋庵名物として有名です。 この本店の他にも札幌市内を中心に、数多くの店舗があります。ショッピングセンターや地元のスーパー内に出店していることが多く、地元の人に愛されている菓子店であることがうかがえます。 北海道土産に最適 可愛い見た目で人気の千秋庵名物 出典:千秋庵 青い缶に、愛らしい熊のイラストが特徴的な飴の発売開始は、昭和25年(1925年)と古く、発売当時からデザインのリニューアルは行われてはいますが、缶に入った仕様は変わらず、今でも定番の商品となっています。近年、飴がひとつひとつ個包装となったため、気軽に多くの人に楽しんでもらえるため、北海道のお土産として最適です。 昭和5年から続く北海道土産の超ロングセラー商品、山親爺 山親爺は、長年愛され続けているバターの風味豊かなおせんべいです。山親爺とは、北海道中を歩いていた熊のことを指しています。今でも、おせんべいにはスキーの板をつけて、鮭を抱える熊のリレーフが見られます。 水を一切使用しない製法にこだわったおせんべいで、パリッとした食感とふわりととろける口どけが魅力的です。バター飴と同様に、熊や雪の結晶のイラストが北海道らしさを表しており、著名な作家や俳人も、この山親爺の素晴らしさを讃えています。 本当の意味で北海道らしいお土産として 北海道は食材の宝庫で、今では数え切れないほどのお土産のバリエーションがあります。また、日々新しい商品も開発され続けていますが、今回紹介した札幌千秋庵は昔ながらの製法を守り、古き良き時代を見守り続けてきた伝統があります。パッケージは非常にシンプルで素朴な印象がありますが、北海道の歴史や伝統を感じられるお土産としてぜひ候補にあげてみてくださいね。 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう