米のおいしい炊き方
米のおいしい炊き方 おいしい米を炊くためには下準備が大切です。 まず、計量は計量カップを使って正確に行いましょう。 米を研ぐ前に、米の表面についている糠や油をとるためにさっと洗います。これを省略すると、研いでいるときに米が糠や油の臭いを吸ってしまいます。
米を洗うときには、ボウルなどに水を張って軽くかき混ぜ、浮いてきた糠や油をすぐに捨てます。時間をかけると米が臭いを吸収してしまいますので注意しましょう。 米を洗ったら、米研ぎを行います。米を研ぐときに力を入れすぎてしまうと米が割れてしまいますので、指を立て、力を入れずに軽く研ぎ、濁った水を捨てます。
これを何度か繰り返し、お米がうっすら透けて見えるくらいになったら終了です。 米研ぎが終わったら、30分から1時間程度米を水に浸けてください。これによって米の芯まで熱が行き届き、柔らかく炊き上がります。 炊飯器に入れる水は、米の約1.1~1.2倍が適量です。新米の場合は水分を吸収しやすいので、水を少し減らすとよいです。
また、夏以降は吸収率が悪くなり、炊き上がりがパサパサしやすくなりますので、水を少し多めに入れてください。 米の品種によって、おいしい米の炊き方も異なる場合があります。
米の袋においしい炊き方の説明が記載されていることがありますので、米の品種に合った炊き方をするとより炊き上がりがよりおいしくなります。
米と日本人
出典:写真AC
米は日本人の主食であり、日本人の食生活には欠かせないものです。日本人と米の関係は縄文時代の終わりごろまでさかのぼり、日本人の歴史や文化の形成に深くかかわる存在でもあります。米はおかずと一緒に食べるだけでなく、丼もの、炊き込みご飯、おにぎり、チャーハン、カレーなど、さまざまな食べ方があります。
米の味は、米の品種はもちろんのこと、食べる季節、炊き方によって変わります。好みや食べ方に応じて、もっともおいしく食べられる方法を見つけることで、毎日の食事がより楽しく、豊かなものになります。