富山の鋳造メーカー「能作」の魅力|人気商品・工場見学・鋳物体験

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能作の社員が作った観光案内「TOYAMA DOORS」

能作の施設をすべて回り終えると、出口付近に観光案内の「TOYAMA DOORS」が用意されています。

壁一面に並んだ観光カードには、富山県内の観光スポットや飲食店、宿泊施設などがずらりと紹介されています。写真から文章まで、すべて能作の社員たちが自分たちで作成したものです。

実際に現地を訪れた上での紹介なので、その内容には実感がこもっています。

富山県の形をかたどったテーブルには、富山県の見どころがプロジェクションマッピングによって映し出されていきます。 他にも、自分の住む場所が高岡からどの方角にあるかすぐ分かる床の真鍮製の日本地図など、目で楽しむ工夫がさまざまなところでなされています。

このように、能作では自社だけではなく、その伝統工芸を通じて富山全体の魅力や楽しさを伝えようという気持ちがとても強く現れています。

能作を訪れたあとは、この「TOYAMA DOORS」を参考にして富山観光を楽しむのもおすすめです。

伝統工芸のイメージを覆す能作を堪能しよう

 伝統工芸というと、どうしても「古い」「渋い」といったイメージが付きまとうことが多いです。

しかし、能作の建物に足を一歩踏み入れれば、そのような先入観はたちまち吹き飛んでしまうでしょう。 入り口にずらりと並んだ、100人の職人によって作られた同じ形の花瓶。エントランスホールでは、壁一面に実際に使用する木型が2,000枚以上も展示されています。 そのおしゃれで洗練された空間は、まるで美術館を訪れたかのよう。

ここまで紹介した、工場見学や鋳物体験、そしてお食事からショッピングまで、まるでアミューズメントパークのように楽しみつくせる施設となっています。

歴史を受け継ぎつつ、それを現代に活かしたセンスあふれる伝統工芸の魅力に、ぜひ触れてみてください。

能作ホームページ
http://www.nousaku.co.jp/

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