【広島の日本酒おすすめ5選】日本3大酒どころの銘品たちを紹介

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厳島神社をはじめとした観光スポットが数多く存在し、広島風お好み焼きなどの名物グルメも人気の広島。実は、日本酒の一大産地でもあることをご存知でしょうか?

京都の伏見、兵庫の灘と並んで、広島の西条が日本三大酒どころとして知られているんです。温暖な気候に恵まれた広島には、豊富な酒米と軟水でつくられるおいしい日本酒がたくさんあります。

今回は、旅先で見つけたおすすめの日本酒をピックアップしてみました。お土産にも最適です。

広島の日本酒①賀茂泉 純米吟醸

酒どころの広島県東広島市西条で大正時代から酒蔵をかまえる創立1912年の賀茂泉酒造がつくる「賀茂泉 純米吟醸」。純米酒にこだわる酒蔵らしい、甘く華やかな吟醸香が特徴です。

酒米は、広島八反・新千本を使用。活性炭素ろ過を行っていないため、麦わらのような淡い金色をしています。アルコール度数はやや高めで、口に含むと、お米本来のまろやかさとコクが広がります。適度に酸味もあって、ヨーグルトを思わせる発酵感がクセになりそう。

広島の日本酒②雨後の月 純米吟醸

相原酒造は、広島県呉市の東にあり、3つの山と瀬戸内海に囲まれた小さな町「仁方」で醸造を続ける酒蔵です。明治時代、仁方には9軒の酒蔵と10軒の醤油蔵があったのだとか。

野呂山の伏流水と厳選された酒米で仕込む「雨後の月」シリーズは、季節限定品もありそれぞれお土産としても人気。なかでも純米吟醸は、繊細で軽やかな飲み口が万人に愛される、食中酒としても最適な一本です。

広島の日本酒③寶剱 純米超辛口

創業明治5年の宝剣酒造は、「雨後の月」の相原酒造と同様、広島県呉市仁方町にあります。酒米は広島県産八反錦をメインに、名水を使って丁寧に仕込む、真摯な酒造りが評判の酒蔵です。

「寶剱 純米超辛口」は、キレのあるドライな味わいながら、しっかりとお米の甘さを感じられる、バランスのとれた日本酒。冷やで飲んでももちろんおいしいですし、酒の肴とともにぬる燗でいただくのもオツです。

広島の日本酒④一代弥山 純米吟醸 原酒

広島県廿日市市にある中国醸造は、大正7年の創業以来、日本酒はもちろんウイスキーやリキュールなど、国内外で人気のさまざまな酒類を販売するユニークな酒造会社。

「一代弥山 純米吟醸 原酒」は、風味を損なわないよう瓶燗火入れをしており、吟醸酒ならではのフルーティーな香り、ふっくらとみずみずしい味わいが魅力。

季節ごとに販売される「一代弥山」シリーズには最近、スパークリング清酒のラインナップも加わり、こちらも見逃せません。

広島の日本酒⑤龍勢 和みの辛口 特別純米

江戸時代末期から代々続く藤井酒造は、綺麗な水に恵まれた広島県竹原市で、全量純米蔵として酒造りを行う酒蔵。「食中酒としてのお酒」にこだわり、季節や食事に合わせた新しい日本酒の味わい方を提案しています。

「龍勢 和みの辛口 特別純米」は、酸味と旨みが調和した濃口タイプの純米酒。「龍勢」シリーズは少量生産のため、限られた酒販店や飲食店でしか手に入れることができません。見かけたらラッキーなので、ぜひ味わってみてください。

粋な広島土産は、日本酒で

いかがでしたでしょうか?広島の日本酒は、繊細な香りに柔らかくて丸みのある味わいのものが多く、日本酒好きの方でなくても飲みやすいはず。

旅先でおいしい日本酒に出合えたら、お土産に自宅へ送るのもいいですね。

また、お取り寄せができる銘柄、国内の販売店に流通しているシリーズもありますよ。インターネットサイトなどをチェックしてみてくださいね。

文・写真/ゆさ みずあ

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