沖縄の方言8選|沖縄の歴史が垣間見える、方言の意味と由来

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沖縄県は、日本の最も南にある都道府県で、その立地条件から、琉球王朝の昔から中国や台湾、そして東南アジアとの貿易や交流があり、沖縄の人々は海を越え西太平洋の海上を移動し、文化や希少品をやり取りしていました。

そんな環境から、沖縄では東アジアの言葉をたくさん取り込んできた結果、独特の沖縄の方言が育まれてきました。その方言というものは、すぐ近くの鹿児島県や熊本県などの人にも理解できないほどで、その言語自体、古くからの伝統的な沖縄文化の代表の一つだと言えます

沖縄方言の特徴は、まず語尾が上がる特徴があります。また、沖縄の地名の多くは中国に近いこともあり、感じを音読みすることが多いです。また、沖縄の方言では会話の際にアクセントの高低が少なく話されています。

さらに離島が多いという沖縄の地理上、島ごと、集落ごとであっても、方言が少しずつ違っており、大きくは北部の沖縄北部方言と沖縄南部方言でそれぞれ大きく分かれています。

沖縄方言の一人称は「わー」か「わん」で「我」から来ています、二人称は「やー」と言います。

沖縄の方言①

ハイサイ


出典:写真AC

「ハイサイ」は、沖縄方言で、同じ意味で「ハイタイ」ということばもあります。これは挨拶の言葉で「やあ」とかそれくらいの軽い挨拶で、英語だと「Hey!」位の軽い挨拶ですから「Hello」とは違います。

なので、高齢者や会社での上司など社会的に見て偉い人には使う言葉ではありません。そして、ハイサイは男性が使う挨拶で、ハイタイは女性が使う挨拶です。

注意点は言う側の性別でハイサイとハイタイを言い換えるのであって、相手の性別で使い分けるわけではないという点です。

また、沖縄方言が面白いのは、このハイサイは、目上の人に使っても目下の人に使ってもいいという点です。もちろん軽い挨拶ですから、相手がある程度親しい間柄の場合です。

沖縄の方言②

でーじ しに

「でーじ」と「しに」は、使いやすい使える場面の多い沖縄方言の単語です。

でーじは、中国由来の単語で中国語の「頂級」という言葉からです。この単語の意味は適切に表すなら「トップレベル」という意味で、中国語の発音は「ディンージー」と発音し、「でーじ」は、これが沖縄で訛ったもので、意味は中国語と同じく「とても」とか「すごく」という意味です。

頂級もでーじも同じように使われていて、対象となるものの状態を表現するときに使います。でーじは語尾を伸ばすことも多く、例えば料理が辛い場合は「デージカラサンサ〜(すごく辛いよ)」とか、甘い場合は「デージアマサンサー(すごく甘いよ)」というふうに使います。

ちなみにでーじは、鹿児島県にも伝わっており、鹿児島では音が変化して「てーげ」に変化しています。

「しに」は死ぬ程とかすごいという意味の沖縄方言なのですが、死ぬ程という意味なので使い所は難しく、友人同士、学生同士など親しい間で使われています。

使い方は「しに最悪〜」とか言う様に感情を表すような時に使います。若者がよく使います。

次に紹介する沖縄の方言は「だからよー」です。

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