北海道の方言⑥
「けっぱる」の意味
出典:ぱくたそ
6つ目に紹介したい北海道で話されている方言は、「けっぱる」です。「けっぱる」は「精一杯頑張る」や「踏ん張る」「健闘する」などの意味として使われている方言です。
「けっぱる」の使い方の例としては、
〇「最後まで諦めずにけっぱったおかげで兄は志望校に受かった」=「最後まであきらめずに頑張ったおかげで兄は志望校に受かった」
〇「何事も出来不出来よりもけっぱりつづけることが一番大切だ」=「何事も出来不出来よりも頑張り続けることが一番大切だ」
〇「彼女はいつも目標に向かってけっぱっている」=「彼女はいつも目標に向かって頑張っている」 などこれらの文章からも分かるように健闘する、頑張るなどの意味合いで「けっぱる」は使われています。
次のページでは、「めんこい」「いずい」の意味をご紹介いたします。
北海道の方言⑦
「めんこい」の意味
出典:ぱくたそ
7つ目に紹介したい北海道で話されている方言は、「めんこい」です。この言葉は聞きなじみのある方も多いのではないでしょうか?
「めんこい」は小さい子供に対して「よくやったね」といったニュアンスの誉め言葉として使われたり、洋服や雑貨、あるいは人や動物に対して可愛いという意味で使われたりする北海道の方言です。
「めんこい」の使い方の例としては、
〇「あのレッサーパンダの仕草はいちいちめんこくて癒される」=「あのレッサーパンダの仕草はいちいち可愛くて癒される」
〇「彼女はここらで一番めんこいので有名だ」=「彼女はこのあたりで一番可愛いので有名だ」
〇「弟がお使いに行ったのを母がめんこいと誉めた」=「弟がお使いに行ったのを母がえらいと誉めた」 などこれらの文章からも分かるように「めんこい」はかわいいやよくやったなどの誉め言葉として使われます。
また「めんこい」の否定の言葉として「めんごぐね」があります。