【しったけ、なまら】北海道の方言8選|これであなたも道産子になれる?

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日本の全国各地には、それぞれの地域に根付いた方言があります。同じ日本語なのに方言で話すと、なかなか通じないことがあるほど標準語と方言の言葉にはかなりの違いが生じています。

そこで、今回は方言の1つである北海道で話されている方言についてご紹介していきたいと思います。

北海道の方言にある特徴

まず北海道弁の特徴を紹介します。

1つ目に小さい「つ」など促音を含む言葉や「ん」などの撥音が多いことが挙げられます。

2つ目に文末に「だべ」や「だべさ」などの表現が使われることが挙げられます。

3つ目に「びっこたっこ(ばらばら)」や「ほんずけない(意味がよく分からない)」など濁音を含む言葉が多いことが挙げられます。

このように北海道弁には様々な特徴があります。そこで、いくつか北海道弁の言葉の意味を例文も交えつつ紹介していきたいと思います。

北海道の方言①

「しったけ」の意味


出典:ぱくたそ

1つ目に紹介したい北海道で話されている方言は「したっけ」です。

「したっけ」は、「じゃあね」や「またね」といった意味を持つため別れ際の言葉として使われたり、「そうしたら」や「そしたら」、「じゃあ」など順接の接続詞としても使われていたりする北海道の方言です。

「したっけ」の使い方の例としては、

〇「したっけ、明日十時ね」=「じゃあ、明日十時ね」

〇「お疲れ、したっけね」=「お疲れ、またね(バイバイ)」

〇「したっけ、帰るね」=「じゃあ、帰るね」 といった感じで使われます。

また「したっけ」を道央では別れ際の言葉として使いますが、道南では別れ際の言葉としては使われていないなど地域によって方言は使い方や意味が異なっています。

北海道の方言②

「なまら」の意味


出典:ぱくたそ

2つ目に紹介したい北海道で話されている方言は、「なまら」です。「なまら」は、「凄い」や「まじで」などの意味を持つ形容詞として、いわゆる若者言葉のようなニュアンスでよく使われます。そのため年配の方はあまり使われません。

「なまら」の使い方の例としては、

〇「このドーナツなまら美味しい」=「このドーナツすごく美味しい」

〇「雪が降り積もっていてあたり一面銀世界が広がっていてなまら綺麗だ」 =「雪が降り積もっていてあたり一面銀世界が広がっていてとても綺麗だ」

〇「この小説はなまら面白い」=「この小説はすごく面白い」 といった感じで使われます。

このように「なまら」は、景色や物そして人物に対する形容詞として使われます。

北海道の方言③

「ちょす」の意味


出典:ぱくたそ

3つ目に紹介したい北海道で話されている方言は、「ちょす」です。「ちょす」は、「いじる」や「からかう」、「触れる」などの意味を持つ北海道の方言です。

「ちょす」の使い方の例としては、

〇「ちょっと私のスマホちょしたでしょ?」=「ちょっと私のスマホいじったでしょ?」

〇「汚い手でそのワンピースにちょさないで」=「汚い手でそのワンピースに触れないで」

〇「小さい子供にちょすなんて大人げない真似はやめなさい」=「小さい子供にいじわるするなんて大人げない真似はやめなさい」

このように「ちょす」は「触れる」や「いじる」、「からかう」などの意味として日常会話でよく使われています。

また「ちょす」は、北海道だけでなく秋田県や青森県などの東北地方でも方言として使われています。

北海道の方言④

「しばれる」の意味


出典:ぱくたそ

4つ目に紹介したい北海道で話されている方言は、「しばれる」です。「しばれる」は氷点下の寒い日に使う言葉で、「寒い」や「冷え込んでいる」、「凍る」などの意味で使われる北海道の方言です。

「しばれる」の使い方の例としては、

〇「ここ最近はしばれるね」=「ここ最近は冷え込んでいるね」

〇「家の外にある蛇口がしばれるくらい寒い」=「家の外にある蛇口が凍ってしまうくらい寒い」

〇「今日は思った以上にしばれる」=「今日は思った以上に寒い」 など氷点下など冷え込んだ冬の時期に日常会話でよく使われます。

また「しばれる」は「ちょす」同様、青森や秋田などの東北地方でも降雪量が多く冷え込むため方言として使われています。

北海道の方言⑤

「おばんです」の意味


出典:ぱくたそ

5つ目に紹介したい北海道で話されている方言は、「おばんです」です。「おばんです」は「こんばんは」と同様の意味を持ち、夕方から夜にかけての挨拶として使われています。

「おばんです」の使い方の例としては、

〇「おばんでございます」=「こんばんはをより丁寧にした言い回しで、目上の人に対して使う夕方から夜にかけての挨拶」

〇「おばんでした」=「こんばんはの過去形」 などがあり、これらの文章からも分かるように「おばんです」は夕方から夜にかけての挨拶として使われます。

また、夕方に使う挨拶「おばんかたです」と分けて使われることもあるようです。

そして「おばんです」は、「しばれる」や「ちょす」同様岩手県や宮城県など東北地方でも夕方の挨拶の方言として使われています。

北海道の方言⑥

「けっぱる」の意味


出典:ぱくたそ

6つ目に紹介したい北海道で話されている方言は、「けっぱる」です。「けっぱる」は「精一杯頑張る」や「踏ん張る」「健闘する」などの意味として使われている方言です。

「けっぱる」の使い方の例としては、

〇「最後まで諦めずにけっぱったおかげで兄は志望校に受かった」=「最後まであきらめずに頑張ったおかげで兄は志望校に受かった」

〇「何事も出来不出来よりもけっぱりつづけることが一番大切だ」=「何事も出来不出来よりも頑張り続けることが一番大切だ」

〇「彼女はいつも目標に向かってけっぱっている」=「彼女はいつも目標に向かって頑張っている」 などこれらの文章からも分かるように健闘する、頑張るなどの意味合いで「けっぱる」は使われています。

次のページでは、「めんこい」「いずい」の意味をご紹介いたします。

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