小千谷縮とは|歴史/特徴/魅力/製造工程などを紹介

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小千谷縮の着物の良さ


出典:小千谷縮.jp

小千谷縮でできた着物は、しぼと呼ばれる独特の皺があるため肌触りがサラリとしており、 夏の着物や浴衣として適していることです。小千谷縮の良さは、家で洗濯ができ、乾きが早く、アイロンなしで手入れが簡単なところです。

さらに、麻の縮は肌触りがよく、軽くて涼しいため、着心地もよいです。小千谷縮の着物は一目で上質であることが分かります。

小千谷縮の魅力


出典:小千谷縮.jp

小千谷縮は、新潟県が誇る伝統工芸品の一つであり、その技術は世界にも認められています。染織部門としては、日本で初のユネスコ無形文化遺産代表一覧に登録されたのです。

小千谷縮は、雪国ならではの知恵と技術によって作り出されてきました。その製作は苧麻からの手つみによる糸作りに始まり、湯もみ、足ぶみをするしぼとり、雪さらしなど、数々の工程を経て完成に至ります。


出典:小千谷縮.jp

とりわけ、小千谷縮を作る工程の中で特徴的なのが、雪さらしです。織物を雪の上に並べ、そして雪解けを待つという雪さらしの作業により、雪解けの際に発生するオゾンの漂白作用と日光の殺菌作用によって、織物の汚れがきれいに漂白されます。

また織物の染料は鮮やかになり、その美しさが引き出されます。そして、しぼと呼ばれる独特の皺による肌触りのよい上質な織物になります。 江戸時代の著名な文人のひとり、鈴木牧之も「北越雪譜の」一節で「越後縮は雪と人と気力相半ばにして名産の名あり、魚沼群の雪は縮の親と言うべし。」と書いています。

まさしくこの言葉が示すとおり、小千谷縮は、雪国新潟の気候と伝統が育んだ極上の芸術品と言えます。いまや、日本・世界を代表する伝統の織物の一つとなっています。

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