バーテンダーの資格も
このほか、バーでカクテルなどのお酒をつくるバーテンダーにも資格があります。代表的なものは社団法人日本バーテンダー協会が発行している資格です。
この資格は3段階に分かれていて、「NBA認定バーテンダー資格証書」、「NBA認定バーテンダー技能検定合格証書」、「IBA認定インターナショナル・バーテンダー資格証書」となっています。
まず、「NBA認定バーテンダー資格証書」は実務経験が1年以上あれば協会の支部で面接試験を受け、20歳以上で会員と認められれば取得することができます。
次に「NBA認定バーテンダー技能検定合格証書」は協会への在籍期間が3年以上あり、かつ実務経験が5年以上で「NBA認定バーテンダー資格証書」を保有していれば満23歳以上で取得が可能です。
さらに、「IBA認定インターナショナル・バーテンダー資格証書」では在籍期間が6年以上、実務経験7年以上、かつ「NBA認定バーテンダー技能検定合格証書」取得から2年の経過と、満25歳以上であることが取得における条件となってきます。
こちらはどれも実務経験が必要で、変わった趣味というよりは本格的な資格となってしまいますが、趣味が高じてバーテンダーになったというような人にはおすすめかもしれません。
資格につながる変わった趣味⑧
飾り巻き寿司
利き酒師の資格取得の際にも飲食に関する基礎知識が問われますが、変わった趣味ならぬ、料理にまつわる変わった資格というものもあります。
そのひとつとして、「飾り巻き寿司インストラクター」というものがあります。 飾り巻き寿司とは江戸前寿司の技術のひとつで、「細工寿司」などが発展してできた新しいジャンルの寿司です。
日本伝統の古典柄や自然がモチーフのデザイン、子供に人気のキャラクターといったさまざまなデザインを取り入れているもので、現在注目されています。
資格認定は飾り巻き寿司技能3級認定からはじまり、2級、1級、インストラクター、マスターインストラクターとステップアップでき、自宅で飾り巻き寿司教室を開いたり、食育イベントなどでデモンストレーションを行えたりするなど、活躍の場が広がる可能性があります。
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変わった趣味で資格を取ろう
このように趣味といってもそれぞれの好みや趣向によってさまざまで、変わった趣味と思い込んでいても実は意外な発展性を秘めていたりするものです。
また、自分の趣味にまつわる資格を取得することで、その趣味への造詣をさらに深められるかもしれません。もし、今趣味を持っているのなら、その趣味にまつわる資格を取得してみてはいかがでしょう。