蒸し器がなくても大丈夫!東北地方の郷土料理「がんづき」の作り方

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蒸し器なしでも作れるがんづき


出典:写真AC

「がんづきを作って食べてみたいけれど、蒸し器が無いから難しい」と思った方もいるのではないでしょうか。ご家庭に蒸し器が無い家も少なくないです。そういう場合は、厚底のフライパンや大き目の鍋があれば大丈夫

その他に用意するものは、ふきんと、5~6㎝ほどの深さの皿です。皿は入れたときに指が1本以上入る余裕がある方が取り出しやすいです。


出典:Pixabay

フライパンまたは鍋に2㎝ほどのお湯を用意します。お皿にクッキングシートを敷いたあとに生地を流し入れ、フライパンの中に設置。鍋と蓋の間にふきんを挟んで弱火~中火で熱し続ければ即席蒸し器となります。

この蒸し方を覚えてしまえば、他の蒸し料理にも挑戦できますよ。

豆乳を使ったがんづきレシピ

〔材料(4〜6人分)〕

無調整豆乳     250cc
砂糖(上白糖)     100g
小麦粉       100g
塩         ひとつまみ
くるみ       適量

〔作り方〕

①小麦粉、砂糖、塩を合わせて、ふるいにかけておく
②ボウルに1を入れ、豆乳を入れ、泡立て器でトロリとするまで混ぜる
③型に流し入れ、上にくるみを散らす
④蒸し器に入れて20分蒸す。粗熱が取れたら型から出して切り分けて完成

ポイントは、小麦粉と砂糖と塩を合わせてふるっておくこと。こうすることで、材料が混ざりやすくなります。また、材料を混ぜ合わせるときは、手早く一気に行うようにしましょう。通常蒸しパンタイプのがんづきでは重曹を使って膨らましますが、こちらのタイプは上白糖を使います。

母の味「がんづき」

 

 

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今回は、洋菓子のような華やかさはないけれど、どっしりとした安心感のあるおやつ「がんづき」をご紹介しました。自分で作るがんづきも蒸したてのふわふわ感が楽しめて絶品ですが、ぜひ東北地方に立ち寄った際には、地元のお母さんたちの手作りがんづきを召し上がってみてくださいね。

作る人によって使う素材や分量が少しずつ変わるのも、郷土料理の醍醐味だと言えるでしょう。お気に入りのがんづきを探すのも、粋で楽しい旅の思い出となること間違いなしです。

郷土料理のレシピを多数紹介しています。

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