ぐい呑みとお猪口(おちょこ)の違いって何?手入れ方法・種類

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ぐい呑みの作り方

既述の通り、ぐい呑みは様々な種類があります。こちらでは中でも、錫のぐい呑みの作り方を紹介します。

①鋳造(ちゅうぞう)

錫を溶かし、液状になった錫を型に流し込みぐい呑みの形に形成します。

②ロクロ削り

鋳造で作ったものをロクロを使って削り、形を整えていきます。ロクロで削ることにより艶(つや)が出て精度の高いぐい呑みが出来上がります。

③デザインをつける

金槌(かなづち)でぐい呑みを叩き、模様をつけていきます。

④磨く

最後の仕上げとしてスチールでぐい呑みの中を綺麗に磨いていきます。そして、錫のぐい呑みの完成です。

ぐい呑みのお手入れ方法

こちらでは、様々な種類のあるぐい呑みのお手入れ方法をご紹介します。中でもお手入れ方法が難しい錫・金箔・真鍮(しんちゅう)・陶器・木の製品をご紹介します。是非、こちらを参考にして素敵なぐい呑みを長く大切に使えるように手入れをしてみてください。

錫製品


出典:写真AC

錫は上記にもある通り、熱伝導が大変優れているため電子レンジはもちろん、食器洗浄機や乾燥機で洗うことはできません。もし使うと変形してしまうおそれがあります。また、錫は柔らかい素材なので硬いタワシでこすったり低温での保管も禁物です。

使用後は柔らかいスポンジを使って台所用中性洗剤で洗うと良いでしょう。光沢が鈍くなってきた場合は、重層を中性洗剤で溶いて優しく洗うと光沢が戻ります。

金箔製品

金箔製品の場合、どれも剥がれないようにコーティングがしてありますが剥離する可能性があるので金属磨きや重層を使って洗うことは避けましょう。柔らかい布スポンジを使って台所用中性洗剤で洗ってください。

真鍮(しんちゅう)製品


出典:写真AC

使用後は汚れが固着してしまうおそれがあるので、すぐに柔らかい布でふき取るようにしてください。

それでも汚れが落ちない場合は、湿った布や柔らかいスポンジを使って台所用中性洗剤で洗います。洗った後は、水で洗い流すのではなく乾いた布で洗剤が残らないようふき取るようにしましょう。洗浄後は良く乾かして湿気のないところで保管するようにしてください。

陶器製品


出典:写真AC

陶器の場合、使用後すぐに洗うようにしましょう。浸け置き洗いはカビや臭いの原因になるので避けてください。柔らかいスポンジを使って台所用中性洗剤でやさしく洗うと良いです。洗浄後はよく乾かしてから湿気の少ないところで保管するようにしましょう。

木製品

木の製品の場合は、傷がつくとカビが発生してしまうおそれがあるので優しく洗うようにしましょう。また、燃焼や変形の可能性があるため火の近くや温度の高いものの側に置くのは避けてください。木の製品も浸け置き洗いは禁物です。

この中でも特に、錫のぐい呑みは高級感にあふれており、誰もが一度錫のぐい呑みの味わいを堪能したいことでしょう。しかし、飲むお酒や好みによってもぐい呑みの種類は様々あります。そこで、大人の職場体験予約サイト「ココロミル」で行っているオリジナルの錫のぐい呑みを作る体験を紹介します。

【錫光】ぐいっと一杯!ぐい呑み制作体験!

「現代の名工」であった初代の意思を継ぐ2代目の職人さんのもと、錫のぐい呑みを作る体験です。好きな模様をつけることができたり、ここでしか聞けない貴重なお話もたくさんあるので、素敵な体験になること間違いありません!

また、刻印もできるので、世界に一つだけのぐい呑みを作ることができます。

体験先:錫光
住所:埼玉県川口市源左衛門新田300-31
アクセス:JR武蔵野線「東川口駅」
体験時間:13:30 ~ 16:30 (3.0時間)
体験費用:12,000円

 ぐいっと一杯!ぐい呑み制作体験!

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