相撲だけじゃない!両国国技館を訪れよう│アクセス・売店・お土産

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昔ながらの風情を感じる「案内所」

国技館には、20軒もの「相撲案内所」が立ち並ぶ、情緒豊かなエリアがあります。江戸時代には、大相撲や芝居見物などの入場券やお弁当などの手配を引き受ける代行業「お茶屋」制度があり、それがいまは「案内所」と呼び名を変えて、相撲観覧に訪れたお客様をおもてなししています。

案内所を通して購入したチケット購入することで、通常の入り口ではなく、この「案内所」の入り口から入ることができ、たっつけ袴姿の出方(でかた)さんや案内所の係員が席まで案内してくれます。観戦中のお食事やお土産の手配もきめ細やかにお手伝いしてもらえ、バラエティ豊かなお土産セットも購入できます。

国技館ランチは相撲部屋特製ちゃんこが人気!


出典:Flickr

国技館では、毎日2,000杯以上も売れている、相撲部屋特製ちゃんこが頂けます。ちゃんこ長が監修する相撲部屋の特製レシピのちゃんこは、場所ごとに部屋が変わり、場所中も何度か味が変わるため、頻繁に訪れる大相撲ファンにもおすすめです。

国技館に来たからには是非食べておきたい一品です。

売店やお食事処が充実


出典:ウィキメディアコモンズ

国技館に来たら、お食事処や、お土産をいっぱい取り揃えた売店巡りもおすすめです。

お食事処「レストラン雷電」では、お蕎麦やちゃんこ定食、丼ものやお刺身などなどの和食いただけます。お昼時には行列ができるほど混雑するので、時間をずらして訪れるのもよいでしょう。

土日には長い行列ができるほど人気の国技館カフェは、ソフトクリームが人気。相撲協会公式マスコットキャラクター「ハッキヨイ!せきトリくん」の主人公・ひよの山をモチーフにしたかわいい大判焼きやモナカアイスは、国技館オリジナルです。

売店では、相撲協会公式キャラクターのせきトリくん関連グッズやストラップなどの名物お土産はもちろん、横綱白鵬になりきれる「白鵬マスク」などの変わり種グッズも取りそろえられています。

歴史と伝統を大切にしながら、新しい未来を作る国技館


出典:Flickr

国技館の入口から進んで右手横にある「相撲博物館」では、長年にわたって集められた貴重な資料がたくさん保管されています。貯蔵品はあまりにも数が多く、一度には展示できないため展示物は2か月に一回入れ替えられており、テーマごとに相撲の長い歴史と文化を紹介しています。相撲にもっと詳しくなりたければ訪れてみるとよいでしょう。

そして、国技館は相撲だけではありません。相撲興行のない時期には、プロレスリングなどのスポーツ、式典、音楽ライブなど、さまざまなイベントが行われており、昔からの伝統と新しい文化が交錯するマルチな多目的ホールといえるでしょう!

国技館は、2020年の東京オリンピックでは、ボクシングの会場となることが発表されているなど、ますます注目が集まっています。相撲ファンもそうでない方も楽しめる国技館に訪れてみてはいかがでしょうか。

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