鹿児島の焼酎おすすめ8選|味わい/特徴/製法/価格を紹介

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なぜ魔王という銘柄?鹿児島の焼酎8選③

魔王

魔王は、森伊蔵や村尾とならんで3Mと呼ばれる、入手困難なプレミア焼酎のひとつです。 蔵元の白玉醸造は、明治37年創業。鹿児島県大隈半島の最南端に蔵をかまえています。 ワインやブランデーなどの洋酒は、樽で熟成するさいに、少しずつその中身が蒸発したり染み出したりして、量が減ってしまいます。

その減ってしまった分のことを「天使の取り分」と言いあらわしています。 魔王という名称には、そんな天使を誘惑して魔界にささげるほど魅惑的な酒、という意味が込められています。

芋焼酎の甘い風味はあまりなく、すっきりした口当たりのよい味わいが特徴。日本酒に使用する黄麹で仕込んでいるので、フルーティーで飲み始めるとなかなか止まりません。 芋焼酎が苦手な人にも、ぜひおすすめしたい一本です。

まろやかさを出すための驚きの製法とは?鹿児島の焼酎8選④

れんと

れんとは、鹿児島の焼酎のなかでも黒糖焼酎を代表する一本です。 蔵元の奄美大島開運酒造は、平成9年に奄美大島の宇検村に工場を開設。翌年には黒糖工場を建て、原料のさとうきびから焼酎まですべての生産を自社のみで行っています。

その寝かせ方がいっぷう変わっていて、貯蔵タンクで熟成させる間、内部のスピーカーにクラッシック音楽を流して焼酎に聴かせるという方法を取っています。これは、音の振動によってまろやかさを出すという「音響成熟」という考え方によるもの。

れんとという銘柄も、音楽記号の「Lento(ゆるやかに)」に由来しています。 その独特の製法から、フルーティーな味わいと豊かな香りを実現。軽やかですっきりとした飲み口が人気の理由となっています。 女性杜氏が産み出したというだけあって、女性にもすすめやすい鹿児島の焼酎です。

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