みはしのあんみつを徹底紹介|人気メニューやおすすめトッピングも

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あんみつ専門店「あんみつみはし」とは?

甘味に関しては目のない方も多いでしょう。あんみつはお好きでしょうか? あんみつ好きを自認する人なら東京・上野の「あんみつ みはし」はぜひ訪れていただきたいお店です。

みはしは1948年創業の老舗ですが、常に基本を怠らず、進化を忘れない屈指の名店です。人気の白玉クリームあんみつなど、彩り鮮やかでインスタグラムにもしばしば登場します。

十勝の小豆で作った餡など、国産素材にもこだわり抜いて作られるあんみつは500円と、決して高価ではありません。あんみつの餡は、四角い形で器に盛られています。蜜は黒みつと白みつの中間でさっぽりを目指していて、八重山諸島の黒砂糖を使っています。

みはしの本店は上野公園前です。公園入口正面の、T字路、中央通り「上野公園前」交差点の、御徒町寄り歩道の東側正面に、5階建ての自社ビルを構えています。上野駅山下口から2分ほどです。営業時間は午前10時30分から、午後9時30分、ラストオーダーは午後9時です。

みはしの店舗は東京に5店あり、上野近辺では、「アトレ上野」「パルコヤ」にも入っています。その他は、東京駅一番街と、東武池袋です。売店のみのお店が、上野松坂屋と二子玉川高島屋にあります。

各種の口コミを見ても、マイナスの評価がほぼ皆無という、飲食店としては信じられないような奇跡のお店です。上野本店は行列があることが多いですが、比較的回転が早いので、それほど待たされることはないはずです。

戦後の苦しい時代を生き抜いたあんみつみはしの歴史


出典:写真AC

「みはし」とはかつての町名、上野三橋町から来ています。みはしが開業した当時は旧町名であったのです。三橋は、寛永寺の領地内にあった、不忍池から流れる川を横切る3本の橋から来ています。

あんみつみはしの開業時は戦後の食糧難の時代で、砂糖や小豆を手に入れるだけでも苦労したそうです。食糧管理法や配給統制法の厳しい中でやりくりして提供したあんみつは、人々に大変喜ばれました。戦後日本の発展を、陰で支えてきたと言っても過言ではないでしょう。

みはしで人気のあんみつメニューを紹介


出典:写真AC

みはしで人気のあんみつは、まず前述の「あんみつ」。あん、蜜、寒天、みかん、赤えんどう、求肥の組み合わせは王道です。

さらに、「角の立った寒天」こそ、みはしの誇りです。赤エンドウ豆もこだわり抜き、2日間掛かって仕込まれています。それから、白玉クリームあんみつ(720円)や、季節のフルーツに彩られたフルーツクリームあんみつ(790円)などです。

餡は決して甘すぎず、そしてトッピングのソフトクリームはさっぱりした味にこだわっています。ギュウヒも季節を問わず柔らかく人気です。

フルーツクリームあんみつのフルーツは、バナナ、キウイ、あんずと、さらに季節ものが入ります。あんみつの入った白い器にも着目してみましょう。

美濃焼のこの器は、あんみつ用は大きく、みつ豆やまめかんの器は小ぶりに作ってあります。器に描かれているのは、椿、桜、梅それから桔梗です。

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