がめ煮と筑前煮の違いとは?|簡単レシピやポイントも紹介

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がめ煮の材料


出典:写真AC

がめ煮にとって主役ともいえる食材が、鶏のもも肉です。以前は、この鶏肉の代わりに亀の肉が食材に用いられていたと考えられています。 精進の際には、鶏肉の代わりに油揚げを用いることもあります

野菜には、レンコン、ニンジン、ゴボウ、里芋などの根菜を中心に用います。彩りを加えるために、さやえんどうも欠かせません。 これに、干ししいたけとこんにゃくを加えたものがおもな具材となります。

他にも、タケノコを入れたり、長崎県ではピーナッツを入れる地域もあります。がめ煮は基本的にごった煮なので、好みで具材を増やしても問題ありません。 味付けに用いる調味料は、酒、みりん、砂糖、醤油、などです。

がめ煮の作り方


photo by kazuh

がめ煮の作り方を見ていきましょう。ゴボウ、レンコン、ニンジンは皮をむいて、ひと口大に乱切りにします。里芋も皮をむいて、大きすぎるものは切っておきましょう。 鶏もも肉やこんにゃくも、それに合わせて切っておきます。

里芋とこんにゃくは臭みやぬめりを取るために、あらかじめ下茹でしておきます。 水で戻した干ししいたけは石づきを取って、いちょう切りにします。 サヤインゲンはさっと茹でる程度で、冷水で冷まして水気を切っておきましょう。

鍋に油を入れたら、まずは鶏肉に軽く焼き色がつくまで炒めます。その後、野菜も加えていきます。 十分火が通ったら、酒を振って水を加え、アクを取りながら煮立てます

砂糖、みりんで味付けをして、落し蓋をして10分近く煮込みます。最後に醤油を混ぜて、さらに10分間煮込みます。 その後、だし汁としいたけの戻し汁を鍋に入れて、ひと煮立ちさせてください。 器に持ったら、サヤインゲンで彩りを添えてがめ煮のできあがりです。

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