源泉100%の硫黄泉の温泉
出典:写真AC
温泉法で治療泉に分類される硫黄泉は日本中に広く分布しており古くから湯治場として利用されて来ました。その中から源泉100%の硫黄泉を3つ紹介します。
国見温泉
岩手県と秋田県の県境、駒ケ岳の五合目(標高約850m)に位置し、時には蒼、緑と表情を変えながら湯治客を癒す温泉です。源泉100%の掛け流しで源泉50度、毎分200リットルの湧出量を誇ります。
アクセスはJR田沢湖線「雫石駅」又は「田沢湖駅」からアクセスすることが可能です。
鳴子温泉
1,000年を超える歴史を持つと言われているのが、 宮城県大崎市に位置する鳴子温泉郷です。鳴子温泉を中心に5つの温泉、400近くの源泉が集まり、日本に存在する11の泉質の内9種類を楽しむことができる巨大温泉郷だと言えるでしょう。
豊富な泉質と湧出量を誇るなかには源泉100%の硫黄泉も含まれ、多くの湯治客を癒しています。
鳴子温泉へは東北新幹線、東北本線共に「鳴子温泉駅」からアクセスすることができます。
高湯温泉
福島県福島市に位置する高湯温泉は源泉温度50.5度の温泉です。湧水量は毎分3,258リットルを誇り湧いた温泉を贅沢に掛け流す蒼や緑が美しい典型的な源泉掛け流しの硫黄泉として知られています。
高湯温泉へはJR「福島駅」からアクセスすることができます。
自然の治癒力を持つ硫黄泉
出典:写真AC
日本に数多く湧出する硫黄泉は湯治場として、医療技術が未熟だった時代から多くの湯治客を癒してきました。医療技術が発達した現代でも硫黄泉の持つ自然の治癒力は魅力的な存在だと言えるでしょう。
色とりどりの表情を見せるお湯に浸かりながら、心身共にリフレッシュすることができる硫黄泉の温泉郷に足を延ばしてみては如何でしょうか。
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