醤油の作り方を紹介|材料から醤油づくりのポイントまで

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醤油は、和食に限らず毎日の食生活に欠かせない調味料で、世界中で愛用されています。その醤油が、自宅で作れると聞くと驚かれるかもしれませんが、作り方をご存知でしょうか?

醤油に限りませんが、調味料を自分で作ることは、好みに合う味にできるだけではなく、商品化するための添加物が不要という点で、大変お勧めできるものです。

お子様の食育にも良いことは間違いありません。醤油は発酵食品ですので、種麹を入手すればご自分で作れるものです。必要な時間は1年程度とかなり要しますが、自分好みの醤油作りにぜひ一度、チャレンジしてみませんか。

では、醤油の作り方を見ていきましょう。

醤油の材料は大豆以外に何が必要?

醤油の作り方ですが、まず初めに用意する材料は「大豆」「麹菌」「小麦」「塩」「水」が必要です。麹菌は「種麹」を購入しますが、醤油作り用の種麹を麹屋さんで扱っており、通販でも手に入ります。

小麦も通販で入手できます。小麦は何種類かありますので、強力粉用のものを使いましょう。作り方は2段階に分かれており、前段が醤油麹を培養して作る過程、後段が、醤油麹を使って醤油を仕込んでいく過程です。

たっぷりと時間をかけて大豆を煮る!醤油の作り方①

大豆の準備

醤油作りのスタートは、大豆を煮ることから始まります。醤油麹の作り方を見ていきましょう。

大豆1,000gを洗い、一晩水に漬けておきますと倍に膨れ上がります。

この大豆を煮ていく際は、圧力鍋があった方がいいです。湯気が上がるまでは強火、その後は弱火で1時間以上、指でつまむと潰れるぐらいまで煮上げます。

煮崩れするまで煮てしまうと、麹菌が大豆の表面に繁殖できなくなってしまうおそれがあるためです。圧力鍋がない場合、8時間程度じっくりと煮る必要があります。

鍋が沸騰すると、大豆からたくさんの泡が発生します。圧力鍋の場合、圧力がかかるとこの泡のせいで吹きこぼれが起こってしまいます。

それを少しでも減少させるために、大豆から出る泡を3~5分ほど丁寧に取り除くと新しい泡は出てこなくなります。そうしてから、圧力鍋に蓋をして圧力をかけると良いです。

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