無調整豆乳について|調製豆乳との違いや美味しいアレンジ方法を紹介

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無調整豆乳の豊富な栄養分とその効果


出典:写真AC

無調整豆乳にはどのような栄養分があるでしょう。たんぱく質、イソフラボン、それからサポニン、レシチン、オリゴ糖、そしてビタミンB群とE、不飽和脂肪酸、カリウム、マグネシウムなど栄養の宝庫です。たんぱく質は基礎代謝を高め、さらに吸収分解に時間が掛かるため、二重に肥満防止に働きます。

サポニンは肥満体質を改善し、レシチンはコレステロールを低下させます。オリゴ糖はお通じの改善に、ビタミンB群は脳の機能維持、イライラ予防に、ビタミンEは血行促進と抗酸化作用がそれぞれあります。

カリウムは悪玉のナトリウム排出に役立ち、マグネシウムはカルシウムを体内に取り込みやすくします。

そんな栄養の王様ともいえる豆乳ですが、カルシウムに関しては牛乳と比べ、まったく少ないものです。動物性の牛乳が悪者で、植物性の豆乳のほうが優れていると考えてしまうこともあるでしょうが、そのような単純なものではありません。

特に女性の骨粗鬆症予防に働くカルシウムもしっかり、牛乳等で補いましょう。

無調整豆乳が飲みたくなった方はこちら

飲みすぎはダメ!豆乳の適正摂取量

無調整豆乳などの豆乳に含まれるイソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするために、特に女性には人気が高い栄養素です。ただし過剰摂取すると、ホルモンバランスを崩し、乳がんや子宮がんのリスクもあるという点が一時報道され、話題を集めました。

もっとも厚生労働省によれば、日常の食生活に上乗せする程度では、がんなど健康に対する影響は少ないとしています。サプリメントなど特殊な食品について問題となる場合があるとされているだけです。

飲み物も食べ物も、バランスを著しく崩すのはいけませんが、好きで飲む豆乳程度であれば問題はありません。

むしろがんに関しては、予防効果のほうが高いと考えられます。調製豆乳は糖類が入っていますから、飲み過ぎると糖分の過剰接種になりよくないことがありますが、それは当たり前でしょう。

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