千疋屋とは
千疋屋(せんびきや)とは東京の日本橋に総本店を構える、老舗のフルーツ店です。扱う品物にこだわりを持っており、多少値は張りますが、その分極上のフルーツを味わうことができるようになっています。特に有名なのが千疋屋のマスクメロンです。
持ち帰り販売だけでなくその場で食べられるフルーツパーラーなどもあり、予約が必要ですが世界のフルーツを食べ放題といったサービスも行っています。それ以外にもケーキなどのスイーツや高級フルーツを使った絶品フルーツサンドやワインなども販売されており幅広い層が楽しめるお店になっています。
千疋屋の歴史
出典:写真AC
千疋屋の歴史はとても長く、元祖は1834年に誕生したと言われています。その当時は水菓子安うり処という名前で柿やみかんなど日本で取ることができる果物を販売していました。
そこから30年ほど経過した1867年に三代目が店を継ぐと、これからは近代化が鍵だということで海外からオレンジやバナナといった日本では栽培されていなかったフルーツの輸入を始めました。その結果日本で初めてのフルーツ専門店として千疋屋総本店が生まれました。
そこからフルーツをメインに取り扱った喫茶店であるフルーツパーラーや、様々な果物を使ったフルーツポンチやフルーツ食べ放題サービスなど新しいものを次々と開拓していきました。今では東京以外にも店舗を構える一大フルーツ店に成長したのです。
千疋屋のフルーツ食べ放題の魅力①
フルーツメニュー
出典:写真AC
そんな千疋屋では毎週月曜日に「世界のフルーツ食べ放題」というイベントが開催されています。世界各地から取り寄せた厳選されたフルーツを2時間、食べ放題で楽しむことができるようになっています。
千疋屋がいつも用意しているメロン、パパイヤ、マンゴーなどの定番フルーツが食べ放題なのはもちろん、春にはいちご、夏には梨や桃、秋には柿、冬にはりんごといった季節によって変わる旬のフルーツを心ゆくまで堪能できます。一口にフルーツといっても様々な種類のフルーツが用意されています。そのため同じフルーツ同士の味の違いも比べることができるようになっています。
千疋屋のフルーツ食べ放題の魅力②
フルーツ以外のメニュー
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フルーツ食べ放題となっていますが、それ以外のメニューも豊富で魅力が詰まっているのが千疋屋の食べ放題の特徴です。まずは前菜です。食べ放題という名目ですが、ビュッフェ形式になっており、サラダやデザートがついてくるようになっています。他にも軽食としてフルーツサンドも席に運ばれるようになっています。
これらの前菜やフルーツサンドは取り放題ではなく1人1回までとなっているので注意してください。その他に注目したい千疋屋ならではのメニューですが、なんとカレーが用意されています。といってもただのカレーではなく、フルーツをたっぷり使った特製カレーになっています。
マンゴーカレー、スパイシーココナッツカレー、パイナップルハッシュドビーフと3種類が用意されています。これらは食べ放題なのでフルーツによってカレーがどう変化するのかぜひ食べ比べてみてください。
千疋屋食べ放題の開催場所と日程・値段
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千疋屋の食べ放題サービスは開催店舗が限定されているために注意が必要です。現在は千疋屋日本橋総本店、アトレヴィ信濃町店、池袋西武店、日本橋髙島屋店、タカシマヤフードメゾン新横浜店、港南台髙島屋店の6店舗で開催されています。開催日はどの店舗も月曜日です。
ただし開始時間は店舗によって17時30分や19時開始など違いがあるので事前に確認するようにしてください。料金も店舗によって違います。日本橋本店が6,480円、アトレヴィ信濃町店と池袋西武店が5,400円、残りの3店舗が4,320円となっています。食べ放題に並ぶラインナップの違いにより、価格差があるということです。
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