綺麗な水源をもつ富山県にはおいしい日本酒がたくさんあります。富山県には全国でも有名な蔵元があり酒造りがたいへん盛んです。今回はそんな富山県のおいしい日本酒の数々をランキング形式でご紹介します。
ではまず、富山県の日本酒について見ていきましょう。
富山県の日本酒とは
どの日本酒もそうですが、水が綺麗でないと美味しい日本酒を作ることができません。 そんな富山には、名水百選に選ばれた「黒部川扇状地湧水群」や「瓜裂清水」といった昔からある名水の湧き水や、北アルプスからの清冽な水が流れてくる為、日本酒造りにうってつけといえます。
また、富山の気候は日本海側に面していることもあり、冬の寒さは厳しく雪に覆われる為(通称寒造り)、日本酒を造るのに適した環境でもあります。 この気候と水が、富山の歴史が生んだ日本酒造りとなったのです。
富山の日本酒おすすめランキング8選
では早速、富山のおすすめの日本酒を8選にしてランキング形式でご紹介します。また、飲みやすさ・レア度・価格でランク付けしているので自分に合った好みの日本酒を見つけることができます。
こちらで紹介する日本酒は自分用にはもちろん、お土産や贈り物にもぴったりですので是非、お好みの一本を見つけてみてください!
【第1位】羽屋 純米大吟醸50 翼(720ml)
「幻の酒」と呼ばれる日本酒
出典:写真AC
評価項目 | 評価 |
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飲みやすさ | ★★★★★ |
レア度 | ★★★★★ |
価格 | ★★★★★ |
全ての酒を大吟醸と同じ手間をかけて造る蔵元「羽根屋」。 この手間暇かけている品質が高評価を獲得し、首都圏の大型酒販店が注目を集める銘柄の1つに数えられています。
また、「羽根屋 純米大吟醸50 翼」は、2015年のJALのファーストクラスラウンジに採用された程です。 さらに、2017年に開催された「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2017」で金メダル受賞するという輝かしい経歴を持っているのです。
人気な上に年間生産石数が少ない為、入手困難な日本酒とも言えるので、幻と呼ばれた三重県の地酒「十四代」に次ぐのではないかという噂も出ています。 富山の希少価値の高い日本酒「羽根屋」。都内で見かけたら是非とも味わってみてはいかがでしょうか。
種類 | 純米 |
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アルコール分 | 15% |
原料米 | 五百万石 |
精米歩合 | 50% |
日本酒度 | +3 |
価格 | 1800円(税抜き) |
【第2位】立山(たてやま)本醸造(1800ml)
富山で一番飲まれている一本
出典:写真AC
評価項目 | 評価 |
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飲みやすさ | ★★★★★ |
レア度 | ★★★★☆ |
価格 | ★★★★☆ |
もしかしたら一度は見たことがあるのではないでしょうか。 富山の日本酒「立山」と言ったら、富山だけでなく全国各地でも取り扱いを行っているので、知名度の高い日本酒です。
年間生産石数3万5千石を造っている為、富山県内はおろか、北陸地域でも一番に酒造しているメーカーと言えるでしょう。
とはいえ、実に9割が富山県内で飲まれている為、知名度はあってもなかなか全国に回ってきにくいのも事実です。 基本的には辛口の日本酒でスッキリした味わいなので、酒好きにはたまらない一杯とも言えます。
また、辛口の為、塩気の強い食べ物との相性は良いです。 富山が生んだ日本酒だけあって、特に海の幸や刺身や魚との相性は抜群です。
種類 | 本醸造 |
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アルコール分 | 15~16% |
原料米 | 五百万石・出羽燦々 |
精米歩合 | 63% |
日本酒度 | +5.5 |
価格 | 2052円(税込) |