【桑の葉茶の効能と作り方】カフェインレスで体に良い!毎日飲みたいお茶

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桑の葉茶の効能⑤

整腸作用(食物繊維)


出典:写真AC

腸内環境を整えることは健康状態を保つのに不可欠だと言われています。ビフィズス菌や乳酸菌などが整腸作用が高いものとして知られていますが、腸内環境を整えるのに欠かせないのが食物繊維だと言えるでしょう。

桑の葉茶の原料となる桑の葉には、食物繊維が豊富に含まれておりその量はホウレンソウの72倍、ゴボウの8倍、緑茶の3倍とも言われています。摂取した食物繊維は大腸に働きかけ、腸内のビフィズス菌や乳酸菌などに代表される善玉菌の繁殖を促します。

食物繊維に含まれる不溶性食物繊維には消化されず便の量を増やすことで、腸内に溜まった老廃物を体外に排出する働きや、血糖値の急激な上昇やコレステロールの吸収を抑制する働きが期待できます。

食物繊維は大量に摂取しても人体に悪影響を及ぼすことがない成分ですので、桑の葉茶を飲むことで手軽に食物繊維を摂取し、桑の葉茶の整腸作用で腸内環境を整えるのは理想的な食物繊維の摂取方法の1つだと言えるでしょう。

桑の葉茶の効能⑥

婦人科系の悩み(イソフラボン)


出典:写真AC

健康や美容に効果が期待できる成分のイソフラボンは、大豆などに多く含まれることで知られていますが、実は桑の葉茶にもイソフラボンは豊富に含まれています。イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをし、活性酸素を抑制する抗酸化作用も期待できる物質です。

年齢を重ねた女性の悩みの1つに更年期障害があります。更年期障害は女性ホルモンのバランスが崩れることで発生すると考えられています。女性ホルモンの働きに似た効果が期待できるイソフラボンを摂取することで、のぼせやほてりなどの更年期障害の症状が緩和されると言われています。

多くの女性が該当すると言われる月経前症候群(PMS)の症状緩和や生理不順改善などの効果も期待できることから、桑の葉茶に含まれるイソフラボンは婦人科系の悩みの解消が見込まれると言えるでしょう。

さらにイソフラボンを摂取することでがん予防や骨粗しょう症の予防、女性には嬉しい美肌効果などが期待できます。男性にはアンチエイジング効果として働きかけますので性別を問わない効果が期待できるのが桑の葉茶に含まれるイソフラボンだと言えるでしょう。

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