五美大展の日程・魅力・歴史|芸術家の卵による発表会を見に行こう

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五美大とは、東京都にある私立美術大学の多摩美術大学、武蔵野美術大学、東京造形大学、女子美術大学、日本大学藝術学部を総称して「私立五美大」ということで、この五校を「五美大」と呼びます。

なお、東京藝術大学は都内にありますが、国立大学であるために五美大には含まれません。

五美大展とは


出典:写真AC

五美大展とは、多摩美術大学、武蔵野美術大学、東京造形大学、女子美術大学、日本大学藝術学部の五美大が合同で開催する作品展のことで、正式名称は「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」と言います。

各大学で行われる卒業・修了制作展とは別に、五美大の絵画・彫刻系の卒業・修了制作作品が一堂に会して展示され、公共の美術館で自分の作品が展示されるということもあって「五美大展に出展するのだ」という学生の制作モチベーション向上に一役買っています。

五美大展の歴史

五美大展は、約40年前に武蔵野美術大学の清水昭八教授に対して「東京都美術館を使いませんか?」と打診があった際に「せっかく東京都美術館が使えるのならば、武蔵野美術大学だけではなく、都内の美大合同でやりましょう」ということで始まったと言われています。

清水昭八教授は版画が専門であったこともあり、五美大展はファインアートの絵画・彫刻系が中心で、デザイン系の展示はありません。現在、五美大展の会場は六本木にある国立新美術館となっていますが、毎年2月末頃に開催されています。

2018年は2月22日〜3月4日の開催となりました。

五美大展の特徴


photo by ajari

五美大展は六本木にある国立新美術館で開催され、どなたでも無料で入場することができ、写真撮影は自由となっています。

展示される作品はファインアート系であり、日本語でいうと「純粋芸術」と訳される分野になります。純粋芸術というのは、簡単に言うと商業美術であるデザイン系以外のカテゴリーであり、絵画や彫刻などが中心です。絵画には油絵や日本画、版画なども含まれ、彫刻には立体アート全般が含まれています。

東京藝大以外の美大のほとんどは郊外にあるため、よほど興味のある方以外はなかなか作品を見る機会がありませんが、五美大展は都心の六本木で開催されるため、都内の芸術系私立大学の作品がまとめて見られるということで、毎年非常に人気となっています。

各大学の作品を比較して見ることができるため、それぞれの大学のカラーがはっきりと分かり、個性的な作品が出展されるため美大を目指す高校生などにも非常に注目されています。

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