富山の観光列車「べるもんた」の魅力|車窓からの風景を10倍楽しむ方法も

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

べるもんた(ベル・モンターニュ・エ・メール)とは

「べるもんた」は正式名称を「ベル・モンターニュ・エ・メール」といい、JR西日本が城端線・氷見線で運行している観光列車です。「ベル・モンターニュ・エ・メール」とはフランス語で「美しい山と海」を意味します。

山と海の変化に富んだ富山の魅力を味わって頂くために、高岡を起点に山側に伸びる城端線と、海側に伸びる氷見線を直通運転とし、車窓から見える美しい風景を楽しんで頂くことを目的にしています。

また、富山の魅力である海の幸と日本酒を車内で楽しんで頂けるように、車内サービスとして「ぷち富山湾鮨セット」と「ほろ酔いセット」などを提供し、舌鼓を打ちながら美しい風景を堪能して頂ける工夫がなされています。

べるもんたの車両の特徴

べるもんたの車両コンセプトは「走るギャラリー」です。高岡を起点とした城端線・氷見線最大の魅力である富山湾の美しい山と海の情緒あふれる景観を、窓枠を額縁に見立てて絵画のように鑑賞していただくことを目指しています。

座席は景観を楽しむことを前提に配置され、額縁風にデザインされた最大幅2.52メートルの大きな窓枠は雄大な富山湾と立山連峰をダイナミックに楽しめるように設計されています。

また、吊革の持ち手には高岡銅器をイメージする銅箔と沿線四市を代表する図柄で装飾され、車内には高度な技術が必要となる伝統工芸品「井波彫刻」が8作品展示するなど、景観を楽しむ旅を最大限に引き立ててくれます。

べるもんたの乗車券情報

べるもんたに乗るには乗車券の他に520円の座席指定券が必要となります。きっぷはJRみどりの窓口やJR西日本ネット予約サイト「e5489」、および主な旅行会社で運行の1ヶ月前からお買い求めいただけます。べるもんたの定員は39名で、4名掛けの対面シートと、車窓を向いたシングルシートがあります。

おすすめのきっぷは金沢・高岡・能登などを周遊できる「北陸トライアングルルートきっぷ」で、金沢~高岡駅間、津幡~穴水駅間、氷見~高岡~城端駅間の普通列車普通車自由席、および加越能バス(わくライナー)が2日間乗り降り自由となっています。

注意が必要なのはべるもんたの車内サービスで、当日購入も可能ですが数量限定となるために事前予約いただくことが望ましいです。車内サービスの予約は「VISIT富山県」となっており、乗車日の3日前まで販売しています。

べるもんたの写真スポット①

雨晴海岸

べるもんたが利用する氷見線最大の絶景スポットは雨晴海岸です。氷見線は雨晴トンネルを抜けて富山湾に沿って走行しますが、このあたりは「白砂青松100選」や「日本の渚100選」にも選ばれており、天気が良ければ海岸越しには真夏でも雪を戴く雄大な立山連峰が望めます。

沿線最大の写真スポットである伏木駅から雨晴駅の間でべるもんたは一時停車しますので、是非カメラの用意をお忘れないうようにして、このダイナミックな景観をフレームに収めてください。

富山湾に浮かぶ男岩、女岩や、源義経と武蔵坊弁慶が奥州に逃れた際に雨宿りをしたと言われる義経岩の側も通過いたします。また雨晴海岸は松尾芭蕉が「奥の細道」に詠んだ地としても名勝に指定されており、歴史ファンにも見どころがいっぱいです。

べるもんたの写真スポット②

沿線を停車する駅

べるもんたが利用するもう一つの城端線は一転して、どこまでも続く田園風景の中を走行します。チューリップ栽培で有名な砺波平野を縦貫し、美しくのどかな景観を満喫することが可能です。チューリップは春の花ですが、沿線には柿の木も点在しており、柿の実が美しく色づく秋にも是非訪れてみたい場所です。

またべるもんたの魅力の一つは地元の人々の熱意です。観光ボランティアはもちろんですが、沿線の停車する駅では地元の人々が横断幕を持って熱心に列車を見送ってくださり、これも大きな写真スポットだと言えます。車窓を眺めているだけで温かい気持ちになることもべるもんたの魅力の一つです。 

【行って、乗って、楽しい】絶対に訪れたいローカル線7選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連するキーワードから探す