【贈り物によって変わるのし】知っておくべき内祝いの「のし」のマナー3選

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内祝いの「のし」マナー②

出産の場合


出典:写真AC

出産のお祝いに対して内祝いを贈る場合、出来れば生後1か月ころまでに内祝を用意します。水引は紅白・赤金5本のものにし、蝶結びのものを使にします。表書きは、のし上に「内祝」あるいは「出産内祝」とし、のし下に子供の名前を記入します。

この際、子供の名前のお披露目となりますので、振り仮名を振るのが好ましいとされています。出産内祝の贈り物は、昔は直接届けるという風習が主流でしたが、現在はギフト専門店を通じての配送が多くなっているようです。

この場合は内のしをかけて送ります。もし手渡しが可能な場合は、包装紙で品物を包んだ後、内祝ののしをかける外のしでも良いでしょう。

内祝いの「のし」マナー③

入学の場合


出典:写真AC

入学のお祝いに対してはお返しが不要とされる場合もありますが、3分の1程度の内祝いの品を贈るのも良いでしょう。一般的にはお赤飯やお菓子などがよく贈られているようです。のしは紅白5本の水引で蝶結びのものを選びます。

表書きはのし上に「内祝い」あるいは「入学内祝い」と記入し、のし下にお子様の名前を記入します。名前の記入は、小学生までは下の名前のみでもかまいませんが中学生・高校生くらいからはフルネームでの記入をおすすめします。贈り物ののしのかけ方は、内のしが一般的です。品物にのしをかけ、包装紙で包んで贈るようにしましょう。

のしは使い分けが大切

のしは一般的に慶事全般に使用されますが、そのお祝い事の内容や贈り物の程度によってのしの有無や水引の色・結び方等様々な違いがあります。

この使い分けを間違えると、お祝いのおすそ分け、お礼の気持ちを伝えるどころか大変失礼な行為となってしまいます。 内祝ののしの使い方をマスターし、贈る側・贈られる側共に気持ちよく慶事をお祝いしたいものですね。

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