米麹の甘酒の材料
出典:写真AC
米麹の甘酒の材料は、いたってシンプルです。米とおかゆを作れるくらいの水、そして米麹と塩を用意するだけです。大体、おかゆの量と米麹を同じくらいの割合で配合しますので、作る量は良く考えましょう。
米麹甘酒の作り方
米麹甘酒の作り方は、それほど複雑ではありません。まず、洗米したお米と多めの水で、焦げ付かないようにゆっくりとおかゆを炊きます。おかゆができたら、水を加えて温度を下げ、ほぐした米麹を加えてよく混ぜます。
鍋を火から下ろして麹としっかり混ぜ合わせ、タオルなどで鍋を包むなどして60度前後で4~10時間保温すれば完成です。米麹は生き物ですので、失活しないように温度をしっかり下げるようにしましょう。
完成したら、粗熱を取って保存容器に入れ、冷蔵庫で保管します。この場合、一日1回は蓋を開けて発酵するガスを逃がし、一週間~10日以内に飲み切りましょう。冷凍する場合には保存袋に入れますが、冷凍でも酸味が強くなるため、早めの使用をお勧めします。
自然の甘さが魅力の米麹甘酒
出典:写真AC
米麹甘酒の魅力は、甘酒と呼ばれながらアルコールが入っておらず、カロリーが低く安心して飲めるという点です。それでいて、点滴に使われるほどの高い栄養価を天然素材で有しており、発酵させることで体に効率よく吸収させられます。
酒粕で作った甘酒は、砂糖を入れなければ飲みにくいですが、米麹甘酒は自然の甘さでお酒特有の臭いや癖もなく、ジュース感覚で飲めます。
また、材料を順に混ぜて発酵させるだけですので、比較的簡単に作ることができ、こまめに新鮮な甘酒を飲めます。美容のため、健康のためと目的は色々ありますが、続けやすい対策として米麹甘酒を毎日適量、飲み始めてはいかがでしょうか。