【職人が丹精込めて作るおもちゃ】おすすめのご当地「こま」6選

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ご当地こま⑤

競馬ごま

 競馬ごまは「追いかけごま」や、「鬼ごとごま」と呼ばれ、縁のついた台をこまとセットとして使います。 その台の真ん中でこまを廻し、輪の形状の薄い板をこまに立てかけると、その輪がこまの回転を利用して台の上を廻って追いかけあいをします。

そして、それぞれの輪の大きさが違うので、廻るスピードに差が出てきてお互いを抜いたり追いかけたりするのです。 競馬ごまは宮城県でよく見られます。 宮城県ではこけしも有名で、宮城県白石市にある遠刈田などのこけし館などで、競馬ごまも見ることができます。

ご当地こま⑥

北見のこま

北海道北見市からすぐの、木のおもちゃワールド館、ちゃちゃワールドというところがあり、そちらでもこまを見ることができます。

こちらで見られるのが、「江戸ごま」と呼ばれるもので、曲ごまに分類されます。 曲ごまとは、曲芸用のこまであり、元々は貴族階級の方々に使われてきました。 江戸時代から一般市民の見世物としても曲ごまが行われるようになりました。

その曲ごまの中でも「江戸ごま」は色彩が美しく、非常に人気があったとされています。

北見市から行くことの出来るちゃちゃワールドには、種類も豊富でユニークなものが揃えてあるので、こまの文化と触れ合うことができます。

職人が手掛けるこまの魅力

出典:写真AC

 一口にこまといっても、様々な種類があり、用途もそれぞれ違います。 最近では正月に、こまを廻して遊ぶということも減ってきてはいますが、 日本でもまだまだこまを作っているところはあります。

こまは職人の方が丹精を込めて作られたものとなっています。 今回ご紹介させていただいたのは一部ではありますが、 是非ともこれを機会にこまを手にとって、 その丁寧に作られた様子も含めて、楽しんでみてはいかがでしょうか。

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