お歳暮のお返しに関する悩みを解決!お歳暮のお返しの注意点など

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お歳暮のお返しに適した商品


出典:写真AC

お歳暮のお返しですが、これといって決まりはないので、お返しする相手に合った商品を贈りましょう。例えば、お酒が好きな方だったらワインやビールなどのセットが喜ばれます。お子様がいるご家庭の方だったら、家族みんなで食べれるお菓子や加工食品、ジュースなどがお歳暮のお返しとしておすすめです。

家族構成に合わせて、子供でも美味しく食べられるクッキーやおつまみに合いそうな食べ物、若い女性がいるご家庭ならばおしゃれなスイーツなど、状況に応じて商品を選択しお歳暮をお返しすると良いでしょう。

お歳暮のお返しに付ける「のし」


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お歳暮のお返しにつける「のし」について説明します。まずは、水引きの選択が重要です。お歳暮では、紅白の蝶結びの水引きを選びます。何故蝶結びのものかというと、結婚以外の祝い事は何回でもあっていいので、「何回でも結びなおせる」蝶結びを選ぶという由来があります。

お歳暮は、大体1万円以下が一般的なので、お歳暮のお返しでは紙に水引きが印刷されているものを選ぶと良いです。 「のし」には水引きの上に表書き(この場合はお歳暮)、水引きの下に自身の名前を書きます。ボールペンで書くのは言語道断なので、筆ペンで綺麗に書きましょう。

ところで、「のし」の起源を辿ると元々は神様の食べ物として野菜や果物、魚介類を和紙で束ねたものでした。そして、「のし」とは熨斗鮑(のしあわび)の略で、贈り物に神様の食事であるナマモノを添えたのが「のし」の由来だとされています。

その為、今でも「のし」はナマモノを意味するので、魚介類や生の肉などを送る際にはのしを使いません。お歳暮のお返しに魚介類などを贈りたい時は、水引きのみが印刷されている掛け紙を使用してください。

お歳暮のお返しのお礼状


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さてさて、今まではお歳暮のお返しについて説明してきましたが、今度はお返しと共に贈るお礼状について見てみましょう。お礼状って結構書くことに迷いますよね?そこで、今回は例文とともにお礼状の書き方を紹介します。

差出人はお歳暮に美味しそうなお菓子を頂いた、近所のママ友達さんだとします。まずは、例文を見てきましょう。

拝啓 

寒さが身に堪える季節となりました。○○さんには、息子の△△が大変お世話になっております。 先日はご丁寧な心遣いをいただき、誠にありがとうございます。

カラフルでおしゃれなクッキーを家族みんなでおいしくいただきました。 年が明けましたら是非、☆☆君と一緒に我が家に遊びにいらしてください。△△と共に楽しみにお待ちしております。

寒い季節となりましたので、お体には気をつけてお過ごし下さい 

敬具

例文では、拝啓の後に季節の挨拶を書きました。お歳暮の時期は12月なので、気候について書きましたが、来年の向けての挨拶や雪についてでもいいかと思います。

その後に、送り主に当てたメッセージを付け加えます。お歳暮に対するお礼状なので、本文に頂いた品物に関する感想を具体的に書くといいかと思います。

最後に、今後のお付き合いに関するメッセージや、体調を心配するといった文を付け加え、敬具で文を締めます。会社の方に送るお礼状も、もう少し文面を硬くすればこのフォーマットで問題ないです。

お歳暮のお返しの注意点

お歳暮のお返しについて紹介してきましたが、いかがでしょうか?お返しのポイントは、品物の有無に関わらずお礼状を早めに送ることや頂いたお歳暮と同等の値段の品物をお返しすること、そして「のし」に注意をすることです。

ですがお返しをする場合、一番大事なのは心を込めて贈り物をするという心がけです。お歳暮だからと言って身構えずに、相手が喜ぶようなものを贈りましょう!

【贈り物によって変わるのし】知っておくべき内祝いの「のし」のマナー3選

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