すずがみの魅力
一般的な伝統工芸品は、熟練の匠の技が造りだした完成品として出荷されています。伝統工芸品である、高岡銅器の錬金職人の技が注ぎ込まれたすずがみは、完成品ではなく自分で器を造る、創作性を持つ器の材料だと言えるでしょう。
無垢の錫板ですから、「無機質な印象を受けるのではないか？」と考える方もいるでしょう。本来であれば、無機質で趣など感じられることがないはずの金属板の錫板が、すずがみに加工されるだけで、温かみのある「モダン和小物」、「ネオ・ジャポニズム」の雰囲気を醸し出すのが不思議なものです。
伝統工芸士である高岡銅器の錬金職人の持つ匠の技と、ユーザーの創造力がコラボレーションできるすずがみは、自分用にも大切な人への贈答用にも非常に面白い製品だと言えるでしょう。無機質な金属板が、食卓の雰囲気をガラッと変えるほどの存在感を発揮するのは非常に面白い、モダンな存在です。
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