【お賽銭は投げちゃダメ?】神社を参拝する際の基本作法と注意点

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神社を参拝する際の基本作法

 神社のお賽銭について


出典:ぱくたそ

お賽銭は、今の自分にしっくりくる金額がベストとされています。 いくらが良いか判らない場合は、5円玉などの硬貨の語呂合わせで金額を選ぶ方法があります。

5円は「ご縁がありますように」という意味や、「先の見通しが良い」という意味につながるため、お賽銭で好まれる金額です。

5円玉2枚は「重ねてご縁がある」、5円玉3枚は15円なので「充分にご縁がある」という意味につながるとされています。 他にも50円玉なら「ご縁が10倍になる」、100円玉には「100の縁がありますように」などの解釈があります。

1000円以上のお札をお賽銭に入れたい場合は、白封筒に新札を入れて、名前や住所を書くとていねいです。 お賽銭でもっとも重要なのは、お金を賽銭箱に投げ入れないことです。

神さまにお金を投げつけることになるので、失礼なこととされています。 お賽銭は本来、願い事がかなった御礼として、神仏にお供えする金銭のこと。 かつては日ごろの感謝をこめて、神さまにお米をお供えしていたのが、現在の形になったものです。

神社参拝の際の注意点

神社を参拝する時は、いくつかの注意点があります。 全国の神社で共通する参拝のルールなので、神社によっては注意書きが表示されていないこともあります。

1.参道を歩く時は、参道の中央を避けて、右端か左端を歩くのが作法です。 参道の中央には「正中」という呼び名があり、神様が通る道とされています。

2.手水舎では、最初に汲んだ柄杓1杯分の水を使って、すべての作法を行います。

3.柄杓に汲んだ水で口をすすぐとき、柄杓に直接口をつけてはいけません。 必ず左手に受けて、その水ですすぎます。

4.おみくじを樹木の枝に結ぶと、樹木が傷んでしまいます。 おみくじを結ぶ専用の場所が設けられているので、そちらに結んでください。 

神社参拝の魅力


出典:ぱくたそ

神社参拝の魅力は、人の心に落ち着きや勇気、リラックスを与えてくれることです。 特別な願い事がある時、叶えたい夢がある時は、正式なご祈祷を受けてみてください。

日本古来の作法に従って、神職に祝詞を上げてもらい、自分の手で神前に玉串を捧げる瞬間は、独特の緊張感に包まれます。 日本に古くから伝わってきた作法が、多くの人に夢をかなえる勇気を与えてきたことを体感できる時間です。

神社の神域は広大な樹林に包まれた場所が多く、マイナスイオンでいっぱいです。 願い事がある時、何かに悩んでいる時、神社ですごすだけでリラックスしたり、気持ちの整理がついてきます。 日本古来の作法で神社参拝をして、願い事をしてみてはいかがでしょうか。

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