絶好な写真スポット|輪島の観光名所③
窓岩
出典:写真AC
日本海の荒々しい海岸線が続く曽々木海岸を象徴するのが、巨岩の「窓岩」です。冬の厳しい荒波が削り出した岩には直径2mほどの穴が中心に空いていて、タイミングを見計らって観光におとずれると、穴にぴったりと収まった夕日を鑑賞することができます。
この夕日を鑑賞するのに最適な季節は春と秋で、中でも10月から11月にかけてが最も高い確率で見ることができます。
また、冬になると、波の花が大量に発生し、年間を通してさまざまな表情を楽しむことができます。窓岩の前にある「窓岩ポケットパーク」があり、観光する際の記念撮影に最適で、イベントが行われることもあります。
逆さまに吹き上がる滝|輪島の観光名所④
垂水の滝
輪島市と珠洲市の境にある「垂水の滝」は、落差30mの断崖から直接海へ落ちる珍しい滝で、通称吹き上げの滝とも呼ばれます。
これは真冬になると日本海からの強風にあおられて滝の水が逆さまに吹き上がることから名づけられたもので、滝の水は左右に揺れながら空に向かって上っていきます。その光景はまるで、霧の中を白竜が天に昇っていくような幻想的なものです。
滝のすぐ目の前は海で、潮の香りが漂い、荒波が打ち寄せる光景は能登の外海ならではで、滝を眺めながら日本秋の景色や雰囲気を存分に味わえる観光スポットとなっています。
輪島といえば輪島漆器|輪島の観光名所⑤
輪島漆器会館
出典:写真AC
輪島漆器会館は2015年3月に新築されリニューアルオープンし、1階には輪島漆器組合が運営する輪島塗専門ショップ、2階は輪島塗資料展示室となっています。
輪島市内の約62の漆器専門店が共同出店しているので観光で訪れた時にはおみやげ選びに最適で、輪島塗の製造工程をわかりやすく説明展示と企画展示で見ることができます。
輪島塗の資料館としては、歴史民俗資料約4000点を保有していて、日本随一となっています。安土・桃山時代から明治初期までの貴重な資料や工具、作品などが公開され、輪島塗実演コーナーもあり、先人の遺した伝統美と確かな技術を堪能することができます。