インテリアコーディネーターのメリット・デメリット
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インテリアコーディネーターの業界は、有資格者にメリットが多いと言えます。なぜなら所属する企業によっては、インテリアコーディネーター資格の保有者に対して「特別手当」や「専門職手当」が支給される場合があるからです。
インテリアコーディネーターとしてのクリエイティブな仕事を希望しても、有資格者でない場合はアサインされないこともあります。 資格試験の受験費や勉強にかかる費用を補助してくれる企業もあるようですが、最初から有資格者であるほうが有利なことは簡単に想像できますね。
逆にインテリアコーディネーター資格はあまりにも専門的過ぎて、一般社会ではあまりニーズがありません。 インテリアコーディネーターとして活動するのには必要不可欠ながら、それ以外の業種でのニーズが少なすぎるのがデメリットだといえます。
インテリアコーディネーターに向いている人・向いていない人
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インテリアコーディネーターを目指すのに特別な応募資格は存在しません。しかし「向き不向き」は存在します。
インテリアコーディネーターに向いているのは創造力や発想力が豊かな人 ・空間認識能力に長けている人 ・豊富な製品リストを把握し活用できる人 ・臨機応変に予算に合わせたコーディネートができる人などです。この条件にひとつでも当てはまる人は適性があると言えるでしょう。
逆にインテリアコーディネーターに向かないのは上記条件をクリアできない他に、「なんとなく恰好良さそうだからやってみたい」など動機が弱い人です。 花形職業のように持て囃されるインテリアコーディネーターですが、実情は地味で実直な仕事だといえるので、幻想を持って志望すると幻滅して挫折してしまうかもしれません。
インテリアコーディネーターの将来性
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人の暮らしの営みがある限り、インテリアコーディネーターに対するニーズが途絶えることはないと考えられます。インテリアコーディネーターとしてのスキルを磨きながら、インテリアに関連する他の資格の取得を目指す努力も必要でしょう。
インテリアコーディネーターは平均年収で言えば特に高収入というわけではありませんが、向上心と努力次第では高収入を目指せる仕事です。 フリーランスになると、ユーザーや設計事務所などと直接契約が可能になります。自分の仕事の単価を自分自身で決められるのです。
もちろん実力が伴わなければ仕事はもらえませんので、経験の浅い人がフリーランスで生活するのは難しいと考えたほうが良いでしょう。人気コーディネーターになれば年収1,000万円以上を稼ぐことも夢ではありません。企業やインテリアコーディネーターの事務所などで最低でも10年以上の経験を積み、実力をつけ人脈を構築してから独立すれば、将来性はあるのではないかと考えられます。