建築士の仕事は設計図を描くだけじゃない!
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建築士の仕事は、主に住宅やビルなどの建物の設計を描くことです。依頼者の予算や建物のイメージを聞くことから始まり、建築士のアイディアを提案しながら、要望を聞き入れた図面を作っていきます。
構造が決まったら材料や内装を決め、予算と依頼者のイメージにマッチした建物になるよう手配します。 施工後も現場に足を運び、設計通り進んでいるか確認する現場監督としての仕事を行います。
個人の事務所ではこれらの仕事を一人で行いますが、大手の事務所では構造設計、建物設計、意匠設計と担当を分けて作業を行います。
建築士の気になる年収/勤務体系/福利厚生を紹介
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建築士は専門職であるため、比較的年収は高い職業です。
平均年収は、638万円ほどで、月収にすると43万円になります。建築士といっても勤める会社によって収入が異なり、大手だと500万円から800万円、中小事務所だと400万から600万円になります。 また、独立すると1000万から1500万と高い収入を得ることも可能になります。
建築士は、個人の能力次第で年収が大きく変わってくる仕事なので、実力次第で収入も大きくアップしますしやりがいも大きくなります。 仕事の形態はバラバラで、勤務時間は9時から18時までが基本ですが、依頼者のスケジュールに合わせた時間に打ちあわせをするのがほとんどです。
どの仕事にも繁忙期にはありがちですが、締め切り前は特に忙しくなるので、徹夜などもあるでしょう。 地方公務員として地方自治体の都市開発や建設部門で働くと、福利厚生や収入も安定したものになります。
建築士のメリット・デメリットとは?
建築士のメリットはたくさんあります。まずものを作ることが好きな人は一生ものの仕事になりますし、一級建築士になると待遇もぐっとあがります。 信頼がつけば関係者からの評価も高くなり、転職をする上での武器にもなります。独立して開業することができるのも良ポイントです。
デメリットは、仕事に締め切りがあることです。順調に進んでいるときは良いのですが、やり直しになったときは精神的も肉体的にも追い詰められてしまいます。