長野県のお土産といえばどんなものが思い浮かびますか?
自然が豊かでとても広く観光地もたくさんある長野県。お土産選びも悩ましいところです。そんな長野で絶対にはずさない、オススメお土産を4つご紹介します。
長野ではずさないお土産①
ツルヤの「りんごバター」
テレビで紹介され、今や大人気なのが「りんごバター」。最近では、いろんなメーカーからりんごバターも出ていますが、本家本元なのが長野のご当地スーパー「ツルヤ」の「りんごバター」です。
トーストにつけるとバターとりんごの食感が絶妙。ジャムほど甘すぎず、バターのコクがよく合います。砂糖と煮詰めたりんごにバターを加えただけという製法ですが、一度食べるとハマる味。
ツルヤはもともと軽井沢発のスーパーで、別荘にお住まいの方をターゲットにしているので品ぞろえに高級感があり、オリジナル商品に力を入れています。
長野に行ったら、とりあえずツルヤで「りんごバター」をゲットしてはいかがでしょう。誰に贈っても喜ばれます。
長野ではずさないお土産②
八幡屋礒五郎の「七味唐からし」
昔から長野のお土産として有名なのが八幡屋礒五郎の「七味」。善光寺で初代八幡屋礒五郎が七味を売り出したのが1736年というので、江戸中期から続いている老舗です。
東京の「やげん堀・中島商店」京都の「七味家本舗」と並んで三大七味唐辛子の老舗として知名度も高いお店。
唐辛子・生姜・紫蘇・山椒・陳皮・胡麻・麻種の7つの素材をブレンドして作った七味は、香りも辛さも引き立っています。
七味唐辛子以外にも、ゆず七味、山椒七味、七味ガラム・マサラなど種類も豊富。そして特筆すべきは、七味が入っているかわいいブリキ缶。六代目大正13年にデザインし、鮮やかな色とレトロなデザインで大人気です。七味の種類によって柄が違うので全部集めたくなりますね。
本店とMIDORI長野店では、好みの七味をその場で調合してくれるサービスが行われています。基本の5種類の味をオーダーし、さらに素材を追加して、自分だけの七味ができます。唐辛子だけでも7種類もありどんな味になるのかお楽しみ。
調合をした七味のカルテももらえ、次回も同じものを注文できます。
八幡屋礒五郎HP https://www.yawataya.co.jp/
長野ではずさないお土産③
いろは堂の「おやき」
おやき専門店の「いろは堂」。
おやきとは、長野県の郷土料理で、とくに稲作が難しい北新地方や安曇野で冬に食べるお米の代用食でした。小麦粉やそば粉を伸ばした皮で、小豆や野菜などで作った具を包んで焼いています。
いろは堂は、もともとは和菓子屋兼パン屋さんで大正時代からお店を営んでいました。昭和40年に、本店のある鬼無里村に水芭蕉の群生地がみつかったために、観光客が増加。観光客に出すために、信州の家庭料理「おやき」の提供を考えたのが始まりです。
当時は「そんなものに金を出す者がいるか!」と地元の人は否定的でしたが、だんだん広まり人気商品に。現在は製造工場もあり、いろは堂は長野に5店舗、お土産店やサービスエリアは百貨店などでも売られるようになりました。
蒸すタイプのおやきもありますが、いろは堂では窯焼きで焼き目をつけていて、香ばしさが食欲をそそります。種類も豊富で信州名物の野沢菜をはじめ、ねぎみそ、ぶなしめじなどのごはん系から、つぶあんなどのおやつ系まで10種類があります。どの種類も味見してみたくなりますね。価格は1個210円~310円。箱入りのギフトセットもあります。
長野ではずさないお土産④
松本の翁堂「ミミーサブレ」
出典:tripadvisor
見た目のかわいいお土産が、松本の老舗お菓子店翁堂の「ミミーサブレ」です。40数年前から作っているお菓子で、翁堂で飼われていたオウム「ミミー」をキャラクターにしたサブレ。
インスタ映えするお菓子で、ミミーのキャラがレトロでかわいいとネットで広まり、最近、大ヒット中。品切れにもなるそうです。
女子の方にはきっと「かわいい」と喜ばれることでしょう。5枚入りで350円とお値段も良心的。お味もバターの味がしっかりしていておいしいですよ。
翁堂 https://www.mcci.or.jp/www/okinado/
長野には魅力的なお土産がたくさん
長野でおすすめのお土産をご紹介しました。
お土産を選ぶのも旅の楽しみのひとつ。ぜひ参考にして、楽しい長野旅行にしてください。