ひと手間で上品な味に 広島の郷土料理「牡蠣めし」のレシピ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

広島を訪れたら必ず食べたいのが、特産の牡蠣を使った郷土料理「牡蠣めし」! 牡蠣の風味が染み込んだごはんに、プリプリの身がたまらない一品。今回は、自宅でかんたんに作れる「牡蠣めし」のレシピをご紹介します。

広島名産・牡蠣

牡蠣の名産地である広島。生産量はもちろん全国1位で、国内総生産量の約6割を占めています。島や岬に囲まれた広島湾には、潮の流れ、水温、塩分濃度など牡蠣の生育に良い条件がそろっているのだとか。

旬の時期は、身の中に旨み成分のグリコーゲンが多くなる1〜2月頃です。ミネラル、アミノ酸、ビタミンB群と身体にうれしい栄養素もたっぷりと含まれており、積極的にとりたい食材のひとつです。

炊飯器でかんたん♪広島の郷土料理「牡蠣めし」レシピ

〔材料(2合分)〕
牡蠣 1袋(200g前後)
米 2合
だし汁 250ml
うすくち醤油 大さじ2
酒 大さじ2
塩 少々
三つ葉 適量
刻み海苔 適量

広島の郷土料理・牡蠣めしをおいしく食べる下準備

牡蠣は、塩(分量外)を加えた水に入れて、やさしくふり洗いします。2回ほど水を変えて洗ったらざるに上げ、キッチンペーパーに並べて水気をふき取ったら下準備完了です。

〔作り方〕
1.米をといで60分ほど浸水させ、ざるにあげておく。
2.鍋にだし汁、うすくち醤油、酒を加えて煮立て、牡蠣を入れる。身がふっくらとしたら取り出す。
3.2の調味液を冷ます。炊飯ジャーに米、2合目盛り分の調味液、塩を入れて、軽く混ぜてから炊飯器で炊く。
4.炊き上がったら牡蠣をのせて、5分ほど蒸らす。
5.ごはんを器によそい、三つ葉と刻み海苔を添える。

広島の郷土料理・牡蠣めしのおいしいレシピ


生の牡蠣を炊飯器に入れてそのまま炊いてもおいしいのですが、レシピのようにひと手間かけると上品な味わいに。牡蠣を先に調味液で煮ることで味もしみこむうえ、身をふっくらと仕上げることができます。

また、刻みしょうがや大葉を加えるとさらに風味がアップ! 最後はアツアツのだしやお茶をかけて、お茶づけスタイルで味わうのもおすすめです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加