脱サラに適したタイミング・年齢とは
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一年の中で、一番脱サラに適したタイミングは、12月末が考えられます。
12月には、多くの企業でボーナスがあるため、開業資金の面で一番ゆとりがあるといえるでしょう。
また、個人事業主の場合、12月31日を決算期日とすることが義務付けられています。確定申告のための損益計算をすると同時に、年間売上がわかることとなるので、わかりやすいのが考えられます。
そのほかには、年度末であれば会社への影響が小さいと考えられますし、仕事のストレスから健康問題に発展している場合はすぐにでも脱サラしたほうがよいでしょう。
それでは、脱サラをするべき年齢はいつごろとなるのでしょうか?
脱サラの平均年齢は40代
脱サラの平均年齢としては45歳となります。30代では少なく、40代になると一気に増え、50代に入ると脱サラをする人は少なくなります。
30代や40代など、キャリアを積んでからの脱サラには、資金がある(資金をためる時間がある)、ビジネスマンとしての経験値が高い、経験を活かせるなどのメリットがあります。
若い20代も脱サラに向いている
一方、若い20代にもメリットはあります。
若さは大きなメリットです。
若いということは、この先に働ける期間が長いということになります。時間をかけて会社や店を成長させることができます。若いうちであれば、失敗してもサラリーマンに戻ったり、事業をやり直すこともできるでしょう。
また、固定観念にとらわれないこともメリットになります。これまでになかったサービスを作ろうとするとき、「常識」などの固定観念が邪魔をしてしまう場合があります。経験がない分、新しいものの考え方を生かすことができます。
脱サラしてから始めようとする事業やサービス、家庭や経済的な状況によっても、脱サラに向いている年齢は異なります。メリットやデメリットを吟味し、一度決めたら信念を持って取り組むことが大事になるでしょう。
脱サラ後におすすめの仕事の特徴
脱サラをしても、よほどの貯蓄がない限りは仕事をしなければなりません。どのような仕事を選べばよいのでしょうか。いくつか例を紹介します。
①ノウハウ・経験が活かせる
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まず、脱サラ後にお勧めの仕事の特徴として、ノウハウや経験が生かせる仕事がお勧めです。
運転を本業にする仕事をしていたのであれば、個人タクシーやトラックの運輸業などの仕事が考えられますし、資格を持っているのであれば社労士や司法書士、弁護士などの資格職もお勧めです。
営業力に自信があれば、代理店などで他社の商材を販売し、文章を書くのが得意であればwebライターなどのフリーランスを目指すのもよいでしょう。
②市場規模が大きい
次に、お勧めの仕事の特徴としては、市場規模が大きいものがあげられます。
多少の景気や技術の変動にも対応できると考えられ、取り組む人が多いためアドバイスをもらいやすい仕事も多いです。
たとえば、コンビニエンスストアや飲食店などのフランチャイズ、ブログやwebメディアでのアフィリエイトがあげられます。
③生活密着度
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最後に、生活に密着する仕事もお勧めです。
飲食店経営や農業、ネットショップなど、生活に欠かせない仕事はイメージがつけやすく、当面はなくならない仕事だといえるでしょう。
一方、参入のしやすさから甘い事業計画で進めてしまい、廃業してしまう人も多くいるので気を付けて事業に取り組むことをおすすめします。
脱サラを検討している方へ
脱サラには多くの困難がある一方、会社員の頃とは比べものにならないようなやりがいを掴むことができるでしょう。
脱サラは決して成功率が高いものではなく、誰でも脱サラすればよいというものではありません。向き不向きやタイミング、状況を見極めたうえで飛び込むとよいでしょう。
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今回は、脱サラとその後の仕事について見てきました。
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