「抜き打ち」の意味と使い方|類語・対義語・英訳・言葉の背景

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みなさんは「抜き打ち」という日本語の正しい意味・使い方をご存知でしょうか。例えば、「抜き打ち検査を実施する」のような言い方があります。では、実際に抜き打ちの意味や使い方、由来を見ていきましょう。

【意味】  予告なしに突然物事を実施すること
【由来】  敵を突然に切ったことから
【類語】  「不意」「スケジュールにない」「予告なしに」
【対義語】  「告知して」「アポイントありの」
【英訳】  「Unannounced」「without notice」「a surprise」

以下では抜き打ちについて詳しくご紹介していきます。

抜き打ちの意味とは


出典:写真AC

「抜き打ち」の意味は、「予告なしに突然物事を実施する。」ということです。特に、隠蔽(いんぺい)をされる恐れのある検査や、正しい習慣を身に着けているかなどを確認するときなどに使われます。

「抜き打ち」の言葉の成り立ち

「抜き打ち」という言葉を聞くと、複合語のようなイメージを持ちますよね。その通りで、「抜き打ち」は「抜き」と「打ち」とが合わさってできた言葉になります。

いずれも刀に由来した言葉で、「抜き」は、刀を抜くこと意味しており、「打ち」は刀で相手を切ることを意味しています。つまり、敵を不意に打つことを意味しており、そこから転じて、予告なしに物事を実施するといういみになったのです。

普段何気なく目にしたり使っていた「抜き打ち」という言葉にはこのような深い由来があるのです。

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