【粋編集部が選ぶ!】おすすめ芋焼酎10選|幻の芋焼酎や人気の一本

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おすすめ芋焼酎⑦森伊蔵

出会えたら嬉しい幻の芋焼酎

森伊蔵は、森伊蔵酒造が造るおすすめの芋焼酎です。

「魔王」、「村尾」とならぶいわゆる「3M」のひとつで、幻のプレミアム焼酎ともいわれる一品。お酒を飲まない人の間でもその名を知られているほどだとか。

鹿児島県垂水市にある蔵元は、明治18年創業の老舗。森伊蔵の銘柄は、五代目当主が経営を立て直したさいに、先祖に敬意をあらわしてつけられたのが由来となっています。

原料には、有機栽培の黄金千貫と地元の垂水の名水のみを使用。120年以上の歴史を持つ酒蔵で、昔ながらの甕壷による仕込みを行うという、徹底した製法で造られています。 じっくりと熟成された焼酎は、芋焼酎とは思えない臭みのなさとまろやかな味わいで、後味もすっきり。その上品さが根強い人気をほこっています。

本来はお手頃な価格なのですが、品薄のためネット上で高値で取引されているのが現状です。

おすすめ芋焼酎⑧伝

100年前の味が現代に受け継がれる一本

伝は、濱田酒造が造るおすすめの芋焼酎です。

濱田酒造は鹿児島県西部のいちき串木野市にある蔵元で、明治元年創業の老舗で、銘柄は、創業者の濱田伝兵衛の名前から取られています。

その最大の特徴は、黄麹による仕込みです。 もともと、鹿児島では清酒用の黄麹が焼酎に用いられていました。しかし、腐りやすいこともあり、のちに黒麹や白麹が主流となります。伝は、平成12年の工場移転をきっかけに、それを現代によみがえらせた銘柄です。

100年以上も前の甕を使った仕込みや貯蔵、さらに手間ひまをかけた木桶蒸留など、徹底した伝統に基づいた製法で造られています。 飲み口は柔らかく、なめらかでコクがあり、奥深い香りと潤いのある後味が特徴です。 もともとは主流だった黄麹を、かえって新鮮に味わえるのがおすすめの一品です。

おすすめ芋焼酎⑨赤兎馬

わずか2年で全国区の人気を誇った一本

赤兎馬は、伝と同じく、鹿児島県いちき串木野市の濱田酒造が造るおすすめの芋焼酎です。

赤兎馬とは、三国志に登場する一日に千里を走る馬の名前からつけられています。力強く文字のみが書かれたラベルも特徴的です。

もともとは九州内限定で販売され、数店の酒屋がプライベートブランドとしてあつかっているだけの銘柄でしたが、あっという間に評判が伝わり、1,2年で全国区の人気となってしまいました。

ウィスキーのようなほのかな甘い香りと、とろりとしたまろみのある味わいで、口当たりがよい飲みやすい芋焼酎となっています。 現在では、本州の一部でも販売しているおすすめの芋焼酎です。

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