濃溝の滝だけじゃない!リフレッシュできる千葉の滝スポットを紹介

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【鴨川】<四方木不動滝>

四方木(よもぎ)不動滝は小櫃川(おびつがわ)源流域にある滝で、高低差12m、幅8mと水の量の多いときには雄滝と雌滝の2つの滝を見ることができますが、雌滝は水量が多いときだけ出現します。

周辺は自然が豊かで、サワガニやカエル、ハヤなどの生物が存在しています。

瀧観不動明王まで車でも行くことはできますが、道が細く危ないので「四方木ふれあい館」で車を駐車して歩くのがいいでしょう。徒歩15分ほどで目的地到着です。滝つぼでは釣りもでき、ハイキングでのんびりと散策も可能です。秋は紅葉の名所でもあるので、秘境で滝のパワーを感じながら紅葉を堪能するのもオツなものです。

住所 〒299-5506千葉県安房郡天津小湊町四方木先
アクセス 館山道姉崎袖ヶ浦ICより天津小湊駅方面へ1時間40分

【鴨川】<七里川温泉>

日帰りOK!源泉かけ流し湯宿

四方木不動滝の近くには、「七里川(しちりがわ)温泉」という湯宿もあります。秘境にある絶景の宿で、千葉県内では珍しい硫黄泉の温泉を楽しめます。囲炉裏があるのも魅力のひとつで、宿泊客がそれぞれに魚介類を焼いて食べるという、普段はなかなかできない貴重な体験も得られます。

もちろん宿では旬の食材は海の幸・山の幸と新鮮なものを取り揃えていますので、ぜひとも囲炉裏焼き体験をしたいものです。旅行客同士の心触れ合う憩いの場でもあります。

住所 〒292-0537千葉県君津市黄和田畑921-1
アクセス 圏央道木更津東ICから車で40分
電話番号 0439-39-3211
営業時間 9:00~22:00

【大多喜】<栗又の滝・養老渓谷>


出典:Flickr

そのほかにも見どころのある滝としては「粟又の滝」(別名:養老の滝)も欠かすことができません。房総一とも称される名滝であり、100mの間を緩やかにすべり台のように流れ落ちる優雅な滝です。こちらも幻想的な風景で人気ですが、特に紅葉のシーズンが美しく、まるで絵画のような景色に出会うことができるでしょう。

新緑の頃も緑が目にまぶしいばかりで、また全然違った雰囲気の風景に同じ場所ながらお目にかかれますよ。そして最初の方でも触れた「養老渓谷」は、房総半島の中央部に位置する千葉県でも指折りの温泉地となっています。滝があちこちにありますので、滝巡りをして遊ぶのも素敵です。

粟又の滝をはじめとして、千代の滝・万代の滝・子宝のもみじ・昇龍の滝と順々に巡るコースが設定されています。雄大な粟又の滝を後にしてからは、養老川に沿って歩きやすい平坦な道が続きます。滝から発散されるマイナスイオンを、胸いっぱいに吸い込んで散策しましょう。

【養老渓谷】

住所 〒298-0216千葉県夷隅郡大多喜町
アクセス 上総中野駅からバスで15分

【大多喜】<千代の滝・昇龍の滝>

出典:写真AC

次に出てくる「千代の滝」は粟又の滝と比べるとこじんまりしているので、見落としてしまうこともあるかも。少女のように可憐な滝なので見逃さないようにしましょう。「昇龍の滝」は、落差は約20mで、まるで龍が上っていくかのような滝ということで命名されました。こちらの滝でもご利益を得たいものです。

滝巡りのコースは2kmで設定されていますが、その遊歩道が終わりになってきたときに出てくるのが、「小沢又(こざわまた)の滝」です。階段をのぼってさらに茶屋も超えたところに別名・幻の滝の小沢又の滝が見えてきます。

茶屋にて入場料を払うシステムになっていますが、滝つぼまで下りていくこともできるので、滝の迫力を存分に感じられます。また遊歩道からは少し離れますが、「金神の滝」というところもあります。こちらは高低差も35mとあり、滝が流れ落ちる様子は雄々しく見ごたえ抜群です。木の鳥居もあり霊験あらたかな名滝です。

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