星の王子さまミュージアムのアクセス・見どころ|絵本の世界を堪能

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星の王子さまミュージアムとは、神奈川県箱根町仙石原にある、「星の王子さま」をテーマにしたミュージアムです。「星の王子さま」の作者である、サン=テグジュペリの生誕100周年を記念して、1999年6月29日に世界的記念事業の一環としてオープンしました。

星の王子さまミュージアムは、世界で唯一のミュージアムであり、サン=テグジュペリの生涯をたどりながら、箱根の豊かな自然環境の中、フランスの街並みやヨーロピアンガーデンを楽しむことができます。星の王子さまミュージアムの中では、展示ホールや映像ホールなど星の王子さまのまつわる品を見ることができます。

また、ローズガーデンなどの自然豊かな施設もあるので小説の世界観を楽しむこともできます。開園時間は9:00~17:00となっており、一日中楽しめる観光スポットです。

星の王子さまミュージアムの星の王子さまとは


photo by Kentaro Ohno

星の王子さまミュージアムのテーマである「星の王子さま」は、フランス人の飛行士・小説家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの代表作です。1943年にアメリカで出版されてからというもの世界中で愛される作品となっており、200以上の国と地域の言葉に翻訳され、世界中での総販売数が1億5千万冊を超えるロングベストセラーとなっています。

基本的には子供向けの作品ですが、大人も楽しめる内容であり、童心を失ってしまった大人に向けての示唆にも富んでいます。またこの作品はサン=テグジュペリの1935年のリビアでの飛行機事故体験が基になっているとも言われています。

日本でも多数の出版社から出版されており、サン=テグジュペリ本人によるオリジナルイラストで物語の完全版も出版されています。大まかなストーリーとしては、操縦士の「ぼく」がサハラ砂漠に不時着します。1週間分の水しかなく、周囲1000マイル以内に誰もいない状況で孤独な夜を過ごします。

翌日、1人の少年と出会います。その少年と話をしているうちに、少年がある小惑星からやってきた王子であることを「ぼく」が知ります。そして王子の不思議な体験が語られていきます。

星の王子さまミュージアムのアクセスとチケット情報

星の王子さまミュージアムへのアクセスとチケット情報についてご紹介します。星の王子さまミュージアムへは、電車、バス、自動車でアクセス可能です。東京方面からの方は、小田急箱根高速バスで直接、もしくは小田原駅まで出て、箱根登山バスを利用し、50分で着きます。

また自動車の場合は、東名高速道路御殿場ICより約20分です。星の王子さまミュージアムのチケットは当日券と前売券があります。星の王子さまミュージアムの当日券は大人が1,600円、高校生・大学生が1,100円、小中学生が700円、65歳以上のシニアが1,100円です。

星の王子さまミュージアムの前売券は、大人が1,400円、小中学生が600円です。星の王子さまミュージアムでは団体県も発売しており、大人1枚につき1,400円、小中学生が500円、高校生・大学生が900円、65歳以上のシニアが900円と少しお手頃です。また星の王子さまミュージアムで学生・シニアなどは証明書の提示が必要です。

星の王子さまミュージアムのグッズ


photo by Kentaro Ohno

星の王子さまミュージアムではグッズの販売もしています。アクセサリーや、キーホルダー、インテリア、生活雑貨などが販売されています。

アクセサリーは、小説の「星の王子さま」に登場するキャラクターをモチーフとしたデザインのものがあり、デザインも大人が使用できるシンプルなものになっています。キーホルダーも「星の王子さま」に登場するキャラクターの絵柄が入ったものなどが販売されています。

それ以外にもオリジナルグッズがあり、ペンや手帳など日常使いが出来るものや、ベビーグッズや子供用食器などファミリーで楽しめるグッズが揃っています。星の王子さまミュージアムでしか手に入らないグッズも置いているのでぜひご覧になってください。

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