赤膚焼と奈良絵|歴史や魅力、絵付け体験ができるスポットも紹介

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赤膚焼陶芸体験ができる場所


出典:赤膚焼窯元大塩昭山

赤膚焼の陶芸体験をしてみたいという場合には、奈良市赤膚町にある赤膚山元窯 古瀬堯三で可能です。こちらは、施設内の陳列場や旧作業場、大型登り窯などが国の登録有形文化財になっており、陶芸体験だけでなく、赤膚焼のルーツを知り、多くの作家の作品を鑑賞するうえでもおすすめです。

1から作品を作る手づくりコースのほか、小皿や湯飲みなど、出来上がっているものに絵付けをするコースもあります。当日予約も可能で、1~2時間程度で終了します。作成する品物やコースによって、料金は異なります。

小皿・湯呑は1260円~で、他にもマグカップやお茶碗、ぐい飲みなど様々な赤膚焼の器に絵付け体験ができます。

多くの人に愛される赤膚焼


出典:赤膚焼窯元大塩昭山

赤膚焼の魅力は、この地で産出される材料を用いた独特の肌色や、素朴で誰からも愛される奈良絵です。伝統的な絵柄やデザインのものは、色々な植物や料理に合わせやすいシンプルなものが多く、使い勝手の良さから定評があります。

一方で、素朴な風合いや図案のタッチを残しながら、新しいモチーフや形状などを取り入れた新しい赤膚焼も多く作られるようになっています。赤膚焼でしか出すことのできないオリジナリティのある作品は、若い人を中心に人気が広まっています。

特に素材や製造工程に厳しい決まりがないのが逆に特徴となっており、作家のセンスや力量に応じて様々な作品が見られます。自分好みの作品探しができるのも魅力の1つと言えるでしょう。

赤膚焼に描かれる奈良絵の素敵な作品はこちらがおすすめです。

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