日本庭園おすすめ5選|アクセス・営業時間・日本庭園の造り方

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おすすめの美しい日本庭園その3【足立美術館(島根)】

日本庭園ランキング1位


photo by Ryohei Noda

足立美術館の庭園は2003年から15年連続で庭園ランキング日本一に選ばれており、海外からも含め年間50万人の人が訪れています。

5万坪の広さを誇る日本庭園で、広大な庭園の細部にまで維持管理がゆきとどいている点が高く評価され米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」で13年連続日本一に選ばれました。

足立美術館は、日本画に思い入れのあった事業家足立全康の「郷土に恩返しがしたい」という思いから昭和45年に設立されました。

日本庭園を通して四季の自然の美を感じてもらい、その感動を通して横山大観などの作品にふれ日本画の魅力を理解してもらおうとの考えから、「枯山水庭」や「白砂青松庭」などの6つの美しい庭園が造られました。

館内にある「生の額絵」や「生の掛軸」などの楽しい仕掛けは「庭園もまた一幅の絵画である」という信念の表れで、日々刻々と変化する庭園をまるで絵画のように鑑賞することができます。

年中無休のため掃除は365日休むことなく続けられ、専属の庭師や別の場所にスペアの松や苔が用意されるなど、生きた日本画を見せようとするかのような足立全康の庭園への情熱は、現在でもこの日本庭園に受け継がれています。

入園料 大人 2,300円
大学生 1,800円
高校生 1,000円
小中学生 500円
土曜日は小中高生無料(要学生証提示)
開館時間 4月~9月 9:00~17:30
10月~3月 9:00~17:00
新館の最終入場は閉館15分前 年中無休(新館のみ展示替えのため休館日あり)
住所 島根県安来市古川町320
アクセス 安来駅からバス20分(安来駅-美術館 無料送迎バスあり)
電話番号 0854-28-7111

おすすめの美しい日本庭園その4【玉堂美術館(東京)】

美術館にある日本庭園


photo by Kimon Berlin

横山大観と同時期に日本画の歴史を築いた日本画家、川合玉堂(かわいぎょくどう)の作品を収集展示する美術館の日本庭園で、昭和36年に竣工されました。

展示室を抜けると白い石が敷き詰められた庭があり、その庭と向き合う形で展示室とアトリエを結ぶ通路があるなどアトリエ建築と一体となっていて、御岳渓谷の景観を活かし多摩川の石を用いた石組が秀逸な枯山水庭園です。

美術館の前に多摩川や奥多摩の雄大な景色が広がり、スケッチや油絵を描く人々も見かけます。

入館料 大人・大学生 500円
中・高校生 400円
小学生 200円
開館時間 3月~11月 10:00~17:00 (入館は16:30まで)
12月~2月 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日 月曜日(月曜が祝祭日の場合は翌日)、年末年始(12月25日~1月4日)
住所 東京都青梅市御岳1-75
アクセス 電車 JR青梅線御嶽駅より徒歩3分
新宿より中央自動車八王子I.Cから国道411号線~吉野街道で約1時間30分、練馬I.Cより関越自動車鶴ヶ丘J.C.T経由、圏央道青梅I.Cから 青梅街道~吉野街道で約1時間15分
電話番号 0428(78)8335

おすすめの美しい日本庭園その5【桂離宮(京都)】

誰もが知る、かの名所


photo by np&djjewell

京都市西京区桂御園(かつらみその)にある八条宮家(もと桂宮家)の別荘で、江戸時代初期に智仁親王(としひとしんのう)と智忠親王(としただしんのう)の親子により、およそ50年かけて造営され、「古書院」「中書院」「新御殿」の3つの書院を含む十数棟の書院や茶屋が点在しています。

数寄屋造りで造営当初の庭園と建築物が遺る名所として国内外に知られています。 明治になり桂宮家の廃絶によって離宮となりました。

桂川の水を引いた池泉回遊式庭園で、フランスのミシュラン社が発行する観光ガイドブックで、3つ星評価をされている日本庭園でもあります。

参観開始時間 9:00~
10:00~
11:00~
13:30~
14:30~
15:30~(所要時間1時間)
非公開日 月曜日(祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月28日~1月4日)、行事等の実施日
住所 京都府京都市西京区桂御園
アクセス 阪急電鉄桂駅より徒歩20分、市バス桂離宮前より徒歩8分
備考 事前申込は往復はがき又はホームページから申し込み。 当日申込は施設受付にて当日11時頃から先着順に参観時間を指定した整理券を配布し、満員となり次第終了します。

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