六曜それぞれの意味や由来|仏滅にお祝いをしてはいけないって本当? | 粋-iki-粋な日本文化を発信するメディア – Part 2

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六曜の一つである先負は先勝の裏返しです。読み方が、「せんぶ」「さきまけ」「さきおい」「せんまけ」その他何種類もあるのは、やはり読み方が重要でないからでしょう。

負の字が入った印象が悪いので、よくない日とされていますが、本来は吉日です。また、先負で悪いとされるのは午前中であり、午後が悪いという意味は、最初からありません。

かつては物滅であった仏滅の意味

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仏滅は、六曜の中でもっとも悪いとされる日です。釈迦が亡くなった日が、旧暦では必ず仏滅にあたるためもあります。もっとも旧暦の場合、日付と六曜はいつも一致していますから、毎年同じ日は必ず同じ六曜となります。

それに、仏滅のかつての字は「物滅」であったのであり、仏が滅んだという解釈はたまたまか、あるいは後付けです。そもそも仏教と六曜とは無関係です。

そういった解釈もあって、結婚式のようなおめでたい行事には、もっとも避けるべき日だとされます。結婚式場は休みませんが、料金の割引があることが多いです。読み方は「ぶつめつ」以外にありません。

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