万病の予防改善が期待できる緑茶の効能|1日1杯飲み続けると驚きの効果が?

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緑茶は鉄分の吸収を阻害する?

緑茶は健康を維持するための効能を持つ成分を多く含んでいますが、大量に飲むことはおすすめできません。緑茶に含まれるタンニンは、それ自体は特に摂りすぎによる副作用などがありませんが、鉄の吸収を阻害する働きがあります。

元々、鉄分は食べた量の1割程度しか吸収できず、女性の中には鉄欠乏性貧血になる人も少なくありません。緑茶を飲みながら鉄を含む食事をすると、1割しかない吸収率がさらに下がってしまうため、貧血になるリスクが高まります。

そのため、貧血気味の人は、鉄分を大目に含む食事を心がけたり、食事の前後は緑茶を控え、飲む量も適度に調整したりするなど、工夫が必要になります。

くるみと緑茶の組み合わせ


出典:写真AC

くるみと緑茶というと意外な組み合わせに思われそうですが、この食べ合わせが効果的であるという研究結果が出ています。くるみは世界中の研究者が注目している健康食で、日常生活に取り入れると健康面で様々な改善が見られたという報告が多数出ています。

くるみと様々なホールフード(自然の状態に近い未加工食品)を一緒に摂取して効能を確かめるという調査を行った結果、くるみと緑茶の組み合わせで糖や脂肪の代謝がアップしました。マウスを使った調査では、肝臓の脂肪濃度が60%以上低下しています。

くるみには心筋梗塞や糖尿病、脳卒中、がん、肥満などの様々な成人病のリスク軽減の効能が期待されていますし、緑茶と組み合わせても食べやすい味ですので、積極的に取り入れてみましょう。一日に一掴み程度のくるみの量で、十分な効能が期待できます。

日本人の人気が高い緑茶

緑茶は、効能を考えずとも日本人が好む飲みやすさや香り、味わいで人気が高いです。しかし、毎日の飲料として飲み続けるだけで、深刻な症状にもなりかねない多くの病気を予防、または改善する効能が期待できるという点は、やはり魅力的です。

どのような食事にも合わせやすく、適度な苦みや渋みで後口も良く、毎日続けやすい飲料ですので、これを機に一日数杯程度の緑茶を毎日の習慣にしてはいかがでしょうか。この習慣を継続することで、将来的に大きな違いとなって表れる可能性が高いです。

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