來宮神社のお水取り
出典:來宮神社
お水取りとは、九星気学に基づいた開運方法の1つです。九星気学は方位の吉凶を占う学問であり、お水取りは、九星気学にのっとって自分の吉方位に位置する、神社の水を体に取り入れることで、運気を上げることができるといわれています。
ただし、お水取りは決まった時刻に帰宅しなくてはならないので、遠方の神社に行くのは避けましょう。また帰宅時間を過ぎてしまった場合には、自宅の外でお水を頂いた神社の方角へ水を撒いて神社にお水をお返ししましょう。加えて身内の不幸があった場合は、忌日を過ぎるまでお水取りは控えましょう。
お水を頂く予定であった神社の神官に不幸があった場合には、違う神社にお水を頂きましょう。
このようにお水取りには、様々な決まりごとがあり、お水取りを行う際はこれらの決まり事を遵守しましょう。
そして來宮神社ではお水取りやお砂取りも取り扱っています。お水取りは一回1000円、お砂取りは一袋100円にてお買い求めができます。
來宮神社の摂末社「來宮稲荷社」
出典:來宮神社
來宮神社の摂末社である來宮稲荷社は、京都にある伏見稲荷大社から勧請された社で來宮稲荷神を祀っています。稲荷大神(宇迦之御魂神)が五穀や食べ物を司る神様であることから、來宮稲荷社のご利益は五穀豊穣・商売繁盛・家内安全などがあります。
また來宮神社には、來宮稲荷社の他に來宮弁財天や三峯神社などの摂末社があります。來宮弁財天には金運上昇・芸能上達・健康などのご利益があり、三峯神社には道中安全のご利益があります。
來宮神社の例大祭「熱海こがし祭」
こがし祭は、毎年夏に開催される來宮神社の例大祭で、熱海の夏の風物詩となっているお祭りです。
こがし祭は、7月15日がちょうど漁師らによって木像の五十猛命(いたけるのみこと)が祀られた日であることから、日頃熱海に暮らす人々や訪れる人々を守護してくださっている神々に、感謝を伝えるために行われている神事です。
また現在では、山車コンクールが同時開催されていて、30基以上もの絢爛豪華な山車が練り歩くさまは圧巻です。
こがし祭
日程:2018年7月15日・16日
時間:18時30分から21時30分まで(16日は、21時まで)
場所:〒413-0012 静岡県熱海市東海岸町
アクセス:JR『熱海駅』から徒歩20分
來宮神社の御朱印帳
來宮神社の御朱印帳には御神木である大楠がデザインされていて、色は黄色と緑の二色があります。
御朱印帳は授与所にて御朱印代込みで、1500円でお買い求めが出来ます。
來宮神社にちなんだスイーツが食べれる「茶寮 報鼓」
出典:來宮神社
境内参集殿の脇にある茶寮『報鼓』では、來宮神社や熱海、伊豆にちなんだスイーツを頂きことが出来ます。例えば、來宮神社にちなんだスイーツには大神さまの供物として奉げられている麦こがしがふんだんに使われています。
麦こがしは病や災難を払い健康長寿になるといわれていて、また大神さまが熱海においでになった際供物として奉げたところ、たちまち気に入られたそうです。
ちなみに例大祭がこがしまつりと言われているのも、この麦こがしからきています。麦こがしの他にも、來宮神社にちなんだスイーツに御神木の大楠をかたどったものがあります。
熱海屈指のパワースポット來宮神社
來宮神社には、樹齢2000年を超える御神木大楠が佇むパワースポットがあります。大楠を一周すると一年寿命が延びる、願い事が叶うともいわれています。またこの來宮神社の御神木の他にも、第二楠という大樹があり、300年前に落雷したにもかかわらず姿をとどめているという超越した生命力から再生や成長のご利益があるといわれています。
また、夕暮れ時から23時ぐらいまでやっている160個もの灯りで木霊を表現したライトアップはなんとも神秘的です。自然のエネルギーに癒されたい、あやかりたいという方にまさにおすすめの神社です。ぜひ熱海に行かれた際は参拝してみてはいかがでしょうか?
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